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築36年のビルを購入し、「食・住・働」を一体化。若き起業家や学生が集い、夢を実現する拠点に。

会社員のかたわら、弱冠27歳で築古ビルを購入した弦本さん。「食・住・働」を集約したビルは、若手起業家や学生が集うコミュニティとなった。彼の視点の先にあるのは新たな価値の創造だ。

弦本さんが東京・神保町にある築36年の5階建てビルを購入したのは2015年3月。リクルートに入社して4年目、27歳のときだ。
「入社後、住宅・不動産のポータルサイトを運営する部署に配属されたので自分でもマンションを借りてシェアハウスを運営したり、新築戸建ての売買を経験してみました。そこでお世話になった不動産会社から、『ビルを買わないか』と声を掛けられたのが縁でした」

見学だけでも、と訪れた弦本さんだが、1階が中華料理店、2・3階が元麻雀店と休憩室、4・5階が住居だったビルを見て、俄然、購入意欲が湧いたという。
「ここなら『食べる・住む・働く』をコンパクトに集約できる。使い方次第で何かおもしろいことが生まれそうだと思ったんです」

そこでローンを組んで購入。仲介業者に頼らずにテナント探しに奔走し、契約までの1カ月の間で100人以上に声を掛けた。その結果、「ワクワクすることをやろう」という弦本さんに共感する若手起業家や学生が入居し、契約後わずか1週間で満室に。現在、2階をコワーキング&イベントスペース、3階をベンチャー企業3社のオフィス、4・5階をシェアハウスとして活用中だ。

2階に入ったワークライフ支援の会社がDIYでフロアを改装。レトロな空間がおしゃれに生まれ変わり、若き起業家やその卵たちが集まるにふさわしい場所となった。誕生して2年、シェアハウスに住みながら起業を目指す人、1階から中華料理をケータリングして、2階でイベントや交流会を開く人など、20〜30代を中心にしたコミュニティが形成されている。
「2012年に米国のシリコンバレーに行き、GoogleやPayPalなどが起業当初にオフィスを構えたビルを訪れました。イラン人移民の絨毯商オーナーがベンチャーを入居させて投資を行った結果、数多くの企業が成功をおさめた伝説のビルです。弦本ビルをその日本版にできたら面白いですね」と弦本さんは瞳を輝かせる。

 

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