【2020/3/17】短期的な投資でおすすめの日本株は、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャルグループ

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

日経平均よりお勧め3つ株⁉ 3 Stock Recommendations⁉ 高橋ダン Dan Takahashi

短期的な投資でおすすめの日本株は、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャルグループ

株式市場では、相場が乱高下しているため何もしないことがおすすめ。しかし、プロの投資家が日本株を買う場合におすすめなのはトヨタ自動車と三菱UFJフィナンシャルグループ

2020年3月16日の相場では、日経平均株価とTOPIXの変化率で2%以上の乖離が発生

  • NYダウが13%近く下落。過去2~3番目の急落。ブラックマンデー以来サーキットブレーカーの機能がつき1日の下落には上限ができたため、実際にはこれからさらに下がる可能性がある
  • FRBと日銀がおこなった緊急緩和の施策は失敗したのではないか
  • NYダウが13%近く下がってクローズしたあとに、NYダウの先物とアジア株が3%近く回復
  • 日本では、日経平均株価は動かなかったが、TOPIXは2%以上も上がった
  • プロはTOPIXを見る

・日経平均株価とTOPIXの違い

  • 日経平均株価は銘柄の株価をもとにした指標、TOPIXは銘柄の時価総額をもとにした指標
  • アメリカでも、NYダウは銘柄の株価をもとにした指標、S&P500は銘柄の時価総額をもとにした指標
  • 2012年のアベノミクスの開始から、日経平均株価は約97%の上昇、TOPIXは約73%の上昇。TOPIXは日経平均株価ほど上昇していない。理由は日経平均株価の方が購入がされやすいため
  • TOPIXは10年間の週足で見ると、500週間の移動平均線(10年間)よりも下落している。一方で日経平均株価は、500週間の移動平均線(10年間)よりも下落していない。投資家は、些細な差に気づくことが重要。特に激しい相場ではこのような機会がある

・ヘッジング戦略

  • 何かを買うときに、別の何かを売るときの戦略。市場全体の下落相場では、まだ損失の少ない、大きく下がっていない銘柄を優先的に売るはず
  • 日経平均株価はまだ下がり切っていないため、先に売られやすくまだ下がる余地がある。一方でTOPIXはすでに下がりきっているため、これ以上下がる余地が少ない
  • そのため、日経平均株価の構成比の高い銘柄は下落の可能性が高く、TOPIXの構成比の高い銘柄は上昇の可能性が高い
  • 激しい相場のときには、ファンダメンタル分析はあまり意味がない。目の前の資金の確保が大事な局面のため

これから下落する可能性がある株は、ファーストリテイリング

  • まだ下落する可能性のある日経平均株価から探す
  • 日経平均株価の構成比の高い銘柄は、1位ファーストリテイリング9.7%、2位ソフトバンク4.6%、3位東京エレクトロン3.8%
  • ファーストリテイリングは10年間の週足で見ると、500週間の移動平均線(10年間)よりもまだ下落していない

これから上昇する可能性がある株は、トヨタ自動車と三菱UFJフィナンシャルグループ

  • TOPIXの構成比の高い銘柄は、1位のトヨタ自動車が3.36%、2位の三菱UFJフィナンシャルグループが2%
  • トヨタ自動車は10年間の週足で見ると、500週間の移動平均線(10年間)に近づいている
  • トヨタ自動車は海外からの利益の割合が高いため、従来からドル円と相関しやすい傾向があるが、米ドルは追証の影響による現金不足で買われやすい状況のためこれから高値で安定する可能性がある
  • 三菱UFJフィナンシャルグループは、すでに10年間の週足で見ると、500週間の移動平均線(10年間)よりも大きく下落しており、2012年のアベノミクス当時のレベルまで下がっている
  • 銀行は、低金利のため利益を作りづらい業界ではあるが、すでに下がりきってしまっているため、これからは上がる余地があると考えられる

ライオン戦略

ライオンは騒いでいる羊の群れを気にしない。どんなにメディアやまわりが騒いでも、焦らず気にせず何もしないことが重要

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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