経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
日経平均が上がる4つ理由⁉ スペシャル日銀の最新情報❗ 高橋ダン Dan Takahashi 03/11/2020
日経平均株価は、短期的に上がるかもしれない
日経平均株価の指標が過去最大規模の下落をしているので、安定する可能性がある
- 2020年3月11日は約19,500円。RSIは28だが、東日本大震災以来の数字となっている
- ボリンジャー・バンドの幅の広さは0.28で過去2回(2013年5月のアベノミクスのはじまりの暴落、2011年の東日本大震災のとき)
ドル円は下落時よりも大きく回復したため、今後安定する可能性がある
- 1ドル101円まで円高に触れたが、下落時よりも上昇時のほうが大きく回復したため、安定する可能性がある
- ボリンジャー・バンドの幅は0.1で、安定する可能性は高くないが、RSIを見ると、過去10年間ではここまで下がったことはなかった。ドル円は過去10年で見てもRSIが相場の上下とあっていたため、RSIを優先して判断すると、安定する可能性がある
- デリバティブ(金融派生商品)の6月先物を見ると、これまでは円高が期待されていたが、最近は2~3円下がってきているため、安定してきている
日本国債(JGB)が下落して安定してきているので、日本株は大きく安定しそう
- リスクの高い株式市場が下がると、リスクの低い国債市場が上がるといわれている
- 日本国債は直近1日で大きな下落をしていて、過去2日間の上昇よりも下がっているため、日本株は上昇に向けて大きく安定しそう
日銀の現在の資産の損益分岐点が現在の日経平均株価なので、買い支えをする可能性がある
- 2020年3月10日の日銀の財務金融委員会での質問で、黒田東彦総裁は、日銀の資産運用の損益分岐点は19,500円だと回答した
- 2020年3月11日時点の日経平均株価が約19,500円なので、日銀は日経平均株価が下落したときには買い支えをしていくはず
- 日銀の損益分岐点の金額が多くのトレーダーに伝わる、19,500円から下がらないと思われて買いを入れて支えられるはず