58不動産を売るときの契約と費用『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

不動産投資のはじめの一歩を踏み出しやすくするべく、2019年1月に翔泳社から出版した『超ど素人がはじめる不動産投資』のなかでも人気のコンテンツを動画や音声にしてYouTubeに公開しました。

もしよろしければ、Youtubeチャンネルの方も見ていただければと思います。

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不動産を売るときの契約と費用『超ど素人がはじめる不動産投資』に学ぶ不動産投資の基礎知識

みなさん、こんにちは。『超ど素人がはじめる不動産投資』の著者の弦本卓也です。

不動産を売るときも貸すときと同様に、仲介会社を探すのが一般的です。

仲介会社も、貸すときと同様に専任契約または専属専任契約と、一般媒介契約があります。

仲介会社は自分の会社のみに依頼をしてもらい、契約が決まると仲介手数料が必ず入る専任媒介をおこないたいはずです。

そのため、専任媒介で依頼する場合には、店頭での間取りの貼り付けやチラシの配布、ポータルサイトへの掲載など特別な扱いをすることがあります。

しかし、売り手の立場からみると、専任契約で1社のみにしぼって、その会社に何もしてもらえなかった場合に、いつまでも売れないリスクがあります。

これを防ぐために、宅建業法では他の仲介会社にも情報を見られるように、「レインズ」というシステムに登録する義務や定期的に売り手側に活動報告する義務を設けています。

一方で、一般媒介は複数の会社に依頼のできる契約の方法です。

一般媒介の場合には、複数の会社に依頼することで物件を非公開にされる心配が少ないため、レインズのシステムへの登録の義務はなく、また定期的な活動の報告も不要とされています。

物件を売るときにかかるお金は、物件価格の約4%ほどが相場とされています。

買ったときと同様に、仲介手数料や印紙代がかかります。

また、その不動産を買ったときよりも売ったときの方が値段が高く、利益が出た場合には、譲渡所得税と住民税をその分多めに納税します。

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ご視聴ありがとうございました。

また次の動画でお会いしましょう。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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