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2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
初心者にとっては、特に乱高下している相場では手を出さないことをすすめるが、短期的に上がる可能性が出てきた
日足チャートで見ると、MACDがクロスしており、回復の兆しが見えてきた
これまで追証により現金が不足し、ドルやユーロに戻していたところから落ち着き、他の投資ができる余裕が出てきたと考えられる
原油もMACDが回復してきて、かつ短期の線が長期の線を追い越したため、安定してきたといえる。OPECのカルテルが価格制限を辞めるといったため、原油の下落をきっかけに株価が暴落していたため、原油の回復にともない株価が回復する可能性がある
VIXもMACDが回復してきて、かつ短期の線が長期の線を追い越した。また、上昇の価格が頭打ちになっているようなチャートである。VIXが安定すると、株価も安定して上がる可能性がある
米国債は10年債や30年債が安定投資として買われている。株式と債権は逆に相関するため、株式が暴落して債権が上がってきていたが、直近で下がってきている。債券のトレーダーは株式のトレーダーよりも頭がいい人が多いと言われており、両方の市場では債券が先に動くことがある。今回は債券の価格が下がってきているので、ドル不足が改善してきていることとあわせて、株式が上がる可能性を示しているといえる
ウォール街でも倒産したヘッジファンドも増えてきている。原油価格が下がったことからサウジアラビアの富裕層などが出資者が現金を引き上げようとしているとも想像できる。大規模なファンドが大きな損失を出したときは、短期的には底になることがある