週刊ビル経営に掲載していただきました!(その10)

不動産投資指南書を出版

弦本ビル
オーナー 弦本 卓也氏

千代田区神田錦町に「弦本ビル」を所有する弦本卓也氏が21日、『超ど素人がはじめる不動産投資』を翔泳社(東京都新宿区)より出版した。

同氏は不動産メディア大手企業に勤務する現役サラリーマン。その一方で副業も積極的に展開し、起業家や不動産オーナーとしての顔も持っている。「弦本ビル」の購入は2015年だが、それ以前にもいくつかの物件の購入と売却を経験している。

不動産投資未経験者を読者として想定したもので、弦本氏は「頭金200万円から開始できる初心者に向けて書きました」と話す。

「人生100年時代」の到来が見込まれるなかで、資産運用はポイントになっている。低金利政策が長期にわたるなかで、「貯蓄から投資へ」の流れは定着しつつある。

弦本氏は「不動産投資は様々な投資のなかでも魅力的」だと強調する。それでも一定の知識とノウハウは必要。今回の書籍では購入する不動産会社や物件の選び方、ローンや管理、リフォームまで、弦本氏の実践も交えながらイラスト付きで解説している。

昨年「かぼちゃの馬車」事件が発覚して以降、金融機関が個人向けのローン融資を控えているとも言われる。弦本氏は「物件選びや購入後の運用方法、ビジョンをはっきりさせることで、そのような失敗を起こす可能性は低く、金融機関にとっても安心して融資することができる」と指摘する。

出版同日の21日には弦本ビルで「出版記念イベント」も開催する。こちらについては追って詳報する。

引用: 週刊ビル経営(2019年1月21日号)

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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