弦本ビル
オーナー 弦本 卓也氏
神田錦町にある「弦本ビル」2階の「TOKYO PRODUCERS HOUSE(トーキョープロデューサーズハウス、以下「プロハ」)」にて先月31日、「プロハ4周年ナイト」を開催した。
2015年にオーナーの弦本卓也氏が「弦本ビル」を購入して丸4年。2015年3月31 日にオープンした「プロハ」からも多くのメンバーが巣立ち、現在入居しているメンバーのなかには「オープン当時のことを知らない人も増えてきた」という。そこで4周年を機にして、新旧メンバーの交流を行った。
「プロハ4周年ナイト」では弦本氏がビル購入の経緯からこれまでの活動について振り返り。「弦本ビル、『プロハ』には起業や副業、自分のやりたいことに取り組んでいる人が多くいるのが特長です。志や情報を共有して、よりアイデアを洗練できる良質なコミュニティとして今後も継続していきたい」と話した。実際に初期メンバーのなかには不動産業界でシングルキッズ(東京都世田谷区)として事業を展開する山中真奈氏などもいる。
「終身雇用」が崩壊するなかで起業や副業への意欲も高まっている。「弦本ビル」はそのようなイノベーターの卵が集まる場所になっていきそうだ。
1月に『超ど素人がはじめる不動産投資』を出版した弦本氏が4月21日に開催されるセミナーイベント「不動産を学びたい人の集いvol.11~楽して儲かるから、楽しんで儲ける~」に登壇する。
昨年の「かぼちゃの馬車」をはじめとしたシェアハウス問題、加えて今年に入ってからはレオパレス21の問題が浮上。不動産投資家は疑心暗鬼に陥っている。
一方で不動産投資には「まちづくり」の側面もある。購入した物件をどのように運用していくかによって、エリアにも様々な影響を与えるもの。今回のセミナーでは従来の「楽して儲かる」という発想から「楽しんで儲け」ていくにはどのようにすればいいかをテーマに弦本氏、全国賃貸住宅新聞編集長・永井ゆかり氏、住まいと街の解説者で東京情報堂代表取締役の中川寛子氏の3人のパネリストが考え論議していく。
セミナー時間は14時~18時で、会場は「弦本ビル」2階「TOKYO PRODUCERS HOUSE」。参加費は5000円。チケット販売サービスサイトの「Peatix」で要申込。