「神保町」駅から徒歩7分ほどの「弦本ビル」を購入してから2年が経過しました。この間、購入当初は1階の飲食店しか入居がなかった5階建てのビルの2階にコワーキングスペース「TOKYO PRODUCERS HOUSE」(以下、プロハ)が入居し、私自身も運営に携わっていくことでビルは大きく変化しました。3階は小割りにしたオフィス、4階、5階は住居となっていますが、現在、これらのフロアを借りているのは全員プロハの会員です。2年前はまだプランはあっても具体的なロードマップを持っていなかった20代の若者が現在では各々が起業などの行動を通して自らのプランを具体化させようとしています。会員同士のコミュニケーションを促し、互いの交流につなげていったプロハの意義は大きいと思います。今後は、このビル内のコミュニティの輪を街全体に広げていきたいと考えています。これまではビル内コミュニティは築き外に発信してきましたが、外とのコミュニティを築き上げられたかというと、まだこれからです。今後の「弦本ビル」の運営のなかではビルの「外」に焦点を置き、街や人とのコミュニティを築いていきたいと思います。