金と銀がまた急騰、安倍辞任とFRBに関係ある？
売っていた銀とプラチナを買い戻して、様子を見るのがおすすめ
安倍首相の辞任とアメリカの中央銀行のFRBが発表したニュースが円高とコモディティ商品高を進めている
- 先週の金曜日に安倍首相が辞退するというニュースが出てから、アメリカドル円が円高に大きく振れている
- アメリカドル円が売られることで、他の通貨ペアでもドルが売られる動きが進むといわれている
- アメリカドルが売られることで、金や銀などの貴金属やコモディティ商品が買われることになる
金、銀、プラチナの先物をテクニカル分析とポジション分析でみると、トレンドは読みづらい
- 金、銀、プラチナも安倍首相の辞任後に円高に振れたときから上昇をしている
- ジャクソンホール経済シンポジウムで、アメリカの中央銀行であるFRBの総裁のジェローム・パウエル氏が、雇用を優先すると発言したことでも、アメリカの株式が上がりアメリカドルが下落している
- 金の先物はMACDが上昇に転じていることと、チャートが下落トレンドから抜け出して上昇していることがわかる
- 銀の先物は、金よりも大きく上昇していて、過去の最大値まで届きそうな範囲まで上昇してきている
- プラチナの先物は、MACDは上昇トレンドに転じているものの、過去のトレンドを当てていないためあまり信頼できない
- 金属とアメリカドルは逆相関の関係があるが、アメリカドルを世界の通貨で割り戻したDXYをみると、安倍首相の辞任とジャクソンホール経済シンポジウムでの発言の影響で下落しつづけている
- しかし、アメリカドルの売買のポジションをみると、５年ぶりの低さにあり、これからアメリカドルがさらに下がる可能性があるといえるが、急激に下がりすぎていることから反発する可能性も否定できない
- また、金と銀は長い期間ポジションが変わっていないため、これからどのように動くかは予測しづらい
短期的には、売っていた銀とプラチナを買い戻すことがおすすめ
- これまで売っていた銀のETFは、トレンドが変わったことを受けて、2/3～3/4を買い戻す
- これまで売っていたプラチナのETFも、2/3～3/4を買い戻す
- ポジションがどのように動くかがわからないため、それ以上の追加での売買はおすすめしない
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