【2020/8/6】先週に取引した3分の2を対象にTOPIXを買い、マザーズを売るのがよい。一方で銀行株を買うのがおすすめ

目次

日経平均が暴騰?銀行株はチャンスか?

先週に取引した3分の2を対象にTOPIXを買い、マザーズを売るのがよい。一方で銀行株を買うのがおすすめ

2020年7月28日にTOPIXを売りマザーズを買うおすすめをしたが、トレンドが変わってきている

  • 日経平均株価は、コロナショックから現在は8割ほどまで回復した後、5月からレンジ相場となっている
  • 2020年7月28日時点では、MACDが下落のサインを出していて、マザーズはチャートのかたちがヘッド・アンド・ショルダーとなっていた
  • また、「TOPIXの価格」÷「マザーズの価格」をみて、乖離が大きかったことからTOPIXを買い、マザーズを売ることをおすすめしていた
(参考) tradingview
  • その後、「TOPIXの価格」÷「マザーズの価格」は一度下がってからまた上がってしまった

日経平均株価とTOPIXは下落トレンドのままだが、マザーズは上昇トレンドに転じてきている

(参考) tradingview
  • 日経平均株価をみるときには取引量が大きい先物をみるのがおすすめ
  • 日足のチャートをMACDの変数(12、26、9)でみると、下落のサインはまだ変わっていない
  • また、日足のチャートをストキャスティクスの変数(42、9、9)でみると、下落のサインはまだ変わっていない
  • しかし、夏枯れ相場で取引量が多くないためトレンドは読みにくい
(参考) tradingview
  • 一方で、マザーズは上昇トレンドに変わりつつある

先週に取引した3分の2を対象にTOPIXを買い、マザーズを売るのがよい。一方で銀行株を買うのがおすすめ

  • トレンドが変わったため、自分の投資方針を変えるべき
  • 先週に取引した3分の2を対象にTOPIXを買い、マザーズを売るのがよい
  • 一回で売りきらずに少しずつ段階的に売買をしていくのがよい
  • 別の観点でみると、日本の銀行のETFである東証銀行業株価指数連動型上場がおすすめ
  • 日本の銀行は長期的に金利を安く借りて短期的に金利を高く貸すビジネスモデルのため、量的緩和が続くかぎりは長期的には上昇は相場全体よりも遅れそう
  • しかし、短期的にはMACDが上昇トレンドに変わりつつある
  • まだトレンドがみえていないため短期的に東証銀行業株価指数連動型上場を少しだけ買うのがおすすめ
  • 現在のポートフォリオは短期では現金を残している状況だが、保有しているのはアメリカの航空株であるJETSを少し、ビットコインを少し、QQQをヘッジとして売っている、プラチナを買っている状況

※筆者追記:XLFとQQQに対するその後の考え方は、以下をご参考ください

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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