経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
米株を買うチャンス⁉ 深い分析‼️ 高橋ダン Dan Takahashi 03/7/2020
米国株はまだ下がる余地があり、買うべきではない
ラッセル指数は2018年を天井に、下降トレンドとなっている
- アメリカの中小企業が入っている株式指数(日本のマザーズのようなもの)
- 中小企業の指標は、他の指標よりも先に動くことがある
- ラッセル指数は、NYダウ、S&P500、NASDAQと異なり、2018年にすでに最高を記録していて、今回は2つめの天井となっており、下落トレンドとなっている
NASDAQは、過去からの成長幅が大きく、RSIがまだ下がれる状況のため、下落の余地がある
- NASDAQは、リーマン・ショック以来800%も成長してきた
- 他の指数と異なり、IT企業によって成長が支えられてきており、下がる余地のある指標
- RSIは低下していて38になっているが、過去にまだそれ以下になったことがあるため、下落の余地がある
一目均衡表では、米国株の指標がいずれも下がりはじめている
- 一目均衡表では、ラッセルは日足が雲よりも下降、NYダウは雲の中に入ってきている
日足のRSIは10年来の低さから回復し、買い時ではなくなった
- 先日の買い時のときには、RSIが10年来の低さだったが、現在は回復しており、買い時ではなくなった
過去7回のFRBの緊急利下げでは、長期的には株式市場が下落することが多い
- FRBは先週、緊急の会合で0.5%の利下げを実施したが、本来は短期で相場が回復するはずが下がってしまった
- ジェローム・パウエル議長をはじめ多くの人たちは、投資経験が多いプロではなく、経済学者や大学教授、公務員が多い
- 最もFRBに詳しいと言われているウォールストリート・ジャーナルによると、利下げの理由が不明確のため、市場関係者は不信になっているとのこと
- 緊急利下げは過去に7回実施したが、平均すると1ヵ月後には3%の上昇にはなっているが、6ヵ月後には4%の下落、12ヵ月後には9.2%の下落であり、逆効果となっている