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読書ノート『コミュニティマーケティング』

『コミュニティマーケティング』読書ノート

コミュニティマーケティング

ファンをコミュニティ化することで新たな顧客を増やしていく
自分ごととして楽しんで情報発信してもらえるようになる
関心軸で集まると新しい仕事や転職の機会にもなる
Webのコミュニティは金銭をともなわないギブアンドテイクが多い
ユーザーコミュニティがあることで、企業は活用事例(ユースケース)を知ることができる
勉強会とWeb上でのフォーラムがメイン
コミュニティに売るのではなく、コミュニティを通じて売る

コミュニティは初期メンバーが大事
情報発信がメンバー自身にもプラスになることが大事
ロールモデルにフォロワーがつきはじめる
初期メンバーにとっても古参になれる、自分でテーマが決められるなどのメリットがある
初期メンバーを探しに訪ね歩き50人のうち20人の賛同者でミートアップイベントを開催
人づてでより親和性の高い人を紹介してもらう
当初の目的は日本語化していくこと→日本語で検索する人が増える
メンバーに開催場所を手配してもらえる
名称、ロゴ、イラストをつくる。参加者と一緒につくり、使いつづける
PCに貼るシールを作成

・勉強会
2時間。メッセージ、アップデート情報、事例紹介の登壇20分、ライトニングトーク5分
5分のライトニングトークはハードルが低い、内容がよければ20分の登壇に発展、コンテンツをメンバーにつくって発信してもらえる機会になる
発表者にとってもフォロワーが増えるチャンスになる
個人や企業の市場価値があがる

・懇親会
会場を変えずに開催すると運営しやすい
立食形式は移動や交流がしやすい
人が集まっている人から次のスピーカーを探す
人に気を配っている人から次のイベント運営メンバーを探す
基本的に実費を割り勘して参加費をとる(自腹でも参加したい人に来てもらう)
参加者はお客様ではなく、主体的な参加者として 自分ごとでとらえてもらう

・情報発信
Twitterのハッシュタグを決めてツイート
ブログ作成の依頼
Facebookグループへのアップロード
否定的な情報でも、改善のためのフィードバックとして受け止める
地方にはWebで発信し、盛り上がりを伝播させて分科会を開催していく
コミュニティの拡大とともに認知も拡大していく
ユーザーからのクチコミがあると利用意向が高まりやすい

運営を3回ほど手伝ったあとは自分でまわしてもらうようにする

非効率なマスマーケティングではなく、興味のある人たちや似た属性の人たちが自然に集まってくる
認知や契約直前などの把握しやすい数値ばかりを追いかけない
決裁をとるためにあえて決裁者をイベントに連れてきて第三者に説得してもらうこともできる

イベントでは半分ぐらいは新規の人が入るのがよい
オンラインでは地域軸ではなく関心軸でつながれる
コミュニティは自分が見つけられ、認められ、承認されていく場所
楽しんでいる人がアウトプットをして称賛されるのがコミュニティ
企業でなく個人が主体になる時代(所属会社の◯◯さん、ではなくこの分野に詳しい◯◯さん)
転職では前職の評価はクローズドでわかりづらいが、コミュニティでの評判はわかりやすい
本業に近いコミュニティで副業をするのがよい
これからの働き方も、社員をシェアする時代になる。企業は1人雇うには大きすぎる案件を1人雇うよりも安く払う。個人は複数社の仕事を全部あわせると1社で働く以上の収入になる

会社の外を見て自分の市場価値を知っておくことが大事

まずは主催者がその商材の一番のファンになることが大事
熱量が伝播していく
キャンプファイアーのように、火種や最初に移す草木が大事
リアルで伝えるのが最も伝わる。あくまでオフラインが強く、オンラインはそれを増幅させるもの
人を集める前にコンテキスト(背景となるストーリー)を明確にしておく
アウトプットを重要視する

前回のイベントのブログを紹介して、よかったら今回も書いてくださいとお願いする
人は自分が選択したものは肯定したいもの
お金のためにブログを書いてもらうと質が下がってしまう。書きたい人に書いてもらう
報酬は承認、称賛、自身の気づき、成長
惜しみなく与えている人から搾取すると情報が出てこなくなる
与えた人にリターンがある

無理な勧誘はせず、主体的な参加をうながす

マーケッターであること、人に好かれる人であること、交渉力があること
フォロワーがいてリーダーが引き立ち、フォロワーから次のリーダーがうまれる

ミートアップは3回目までできると自走しはじめる
規模が大きくなると自分がボトルネックになり迷惑をかけるのでお願いしていく

リーダー同士のミートアップでお互いの成功や苦悩を共有して参考にする

「困っていること」をテーマにすると会話になりやすい
任期は決めないが後継者育成や新陳代謝は歓迎していく

コミュニティマネージャー(内向き)、コミュニティマーケッター(外向き、全体を見る)

コミュニティの方向が変わったらきちんと進む打ち出して、あう人とすすめる(あわない人は離れる)

コミュニティはお金では買えない。お金を目的にするとうまくいかない。商品愛があるかが重要、すぐに見抜かれてしまう

答えを与えない、自分たちで考える

相性のいい商材はサブスクリプションモデルのもの
認知がされにくく時間をかけて理解が必要なもの。わかっている人が知りたい人に教えていくもの
参加者のフィードバックをもとに商品をブラッシュアップしていけるもの
すでに熱狂的なファンがいるもの

パラレルキャリアの働き方
常に5〜6社と6ヵ月の業務委託契約で働く

講演で話す一般論は無料、個別の相談は有料にする

コミュニティづくりやブランディングに関するおすすめの書籍

コミュニティの特徴と事例を知り、企業や個人でコミュニティをつくり、ブランディング化し、マーケティングとして収益を上げるために役立つ本を紹介します。

もしよろしければ、コミュニティづくりやブランディングの参考にしていただければと思います。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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