【2022年版】宅建士独学勉強ノート(建物)

建物

・建築材料の特性

・建築物の補強方法

木造建築物・接合部は金物等で緊結する
・屋根を軽量にする
・真壁造よりも大壁造りの方が、耐震性がある
・1階と2階を通し柱にするとよい
・木造枠組壁工法は耐震性に優れており、3階建てにすることもできる
組積造 (ブロック造など)・床と天井にて鉄筋コンクリートが連続して敷かれている布基礎と臥梁に対して、壁体の底部と頂部を固める
壁式構造・壁式構造は、柱や梁を使わず、躯体を壁で支える工法
・でっぱりがないため見栄えがよい
・耐力壁の長さは45cm以上にするきまり
鉄筋コンクリート耐火性、耐久性、耐震性、耐風性に優れている
・鉄が錆びると耐久性に影響するため、中性化を防止する
・コンクリートに酸や塩分が含まれないようにする
・コンクリートのかぶり厚さは、耐力壁にあっては3cm以上としなければならない
・柱は原則として主筋は4本以上とし、主筋と帯筋は緊結しなければならない
鋼菅コンクリート (CFT)・鋼間の内部にコンクリートを充填し大きな柱をつくるもの
・中性化しにくいため、耐力や靭性が向上する

・地震対策

免震構造積層ゴムや免震装置で揺れを減らす。建物と基礎の間のみでなく、建物の中間層に設けることもある。近年では耐え揺れにも対応できる3次元免震工法もできた
耐震構造建物自体の剛性を高める
制震構造制震ダンパーなどで揺れを吸収する

※いずれの手法も既存住宅に追加でおこなう地震対策にも有効

※耐震や耐風を考えると、建物の形態はできるだけ単純なものがよい

・構造と基礎

建物は上部構造と基礎構造から構成される、基礎構造は上部構造を安全に支持する役目を負う

・構造の種類と特徴

上部構造は、建築空間の骨格を形成し、梁などの重力、風力、地震などからの荷重に耐える役目を負う主要部分と、屋根・壁・床などの仕上げから構成される

ラーメン構造柱とはりの部材の各接点が剛に接合されて一体となった、直方体で構成された骨組みのこと
トラス式構造部材の接点がピン接合となっている、三角形を単位とした骨組みのこと
アーチ式構造材軸が曲線状をなす骨組み。体育館やスポーツ施設などの大空間に適した構造

・基礎の種類

直接基礎※杭を用いず、基礎の底面が直接支持地盤に接するようにする
・ベタ基礎は、床面全体で支持する形式
・フーチング基礎は、柱や壁の直下に基礎を設ける
・独立基礎は、柱の下に単独で設ける
・布基礎は、壁面などに沿って連続して帯状に設ける
※地面に逆T字型に基礎を打ち込むことで荷重を分散させられる
杭基礎地盤が深い場合に使用する。木杭、既製コンクリート杭、鋼杭、場所打ちコンクリート杭などがある
・支持杭は、杭を地中深くのより強固な地盤に到達させる
・摩擦杭は、杭の面と土との摩擦力で支持する
地業・建物の基礎を支えるために砂利や割栗石などを用いて地面を加工すること
弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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