ヨーロッパ周遊記(20100902ザグレブ→ベオグラード)

睡眠は1:30→9:00でとった。

チェックアウトの10:00になると、おじさんが呼び出しに現れた。入り口のバーで一斉にチェックアウトの処理をするようだ。

駅までの道を引き返す。ここにはあまり観光のできそうな場所はなさそうだ。途中、文房具屋さんにてハガキを2枚で4.18クーナで購入。
26.46クーナでお菓子とジュースと水を、そして駅のそばの郵便局にて切手が12.60クーナ。
駅でネットを探して宿の予約をする。

大学の研究室の加藤ちゃんにイタリアの宿事情をメールしておく。チケット売り場で確認するに、セルビア行きもチケットもパスが使えるため、追加で買う必要がないという。

14:00から17:30まで、駅の前に広がる公園で横になる。激しくイチャついているカップルがいっぱいいる。

このごろは、頭のなかで英語で考えられるようになってきたような気がする。環境に慣れるために、身体が反応しているのだろうか。生きていくために学んでいるのかもしれない。
炎天下ではないものの、日が照っているので、日焼けをしそうだ。

18:00になっても、気温は22度だ。
アッキーに両替してもらったクーナを使い切って次の国へ行こうと思いスーパーマーケットで買い物をしたら、全財産から2クーナほど足りなかった。ポテトチップスを諦めようとしたところ、店員さんのはからいで売ってくれた。これで上手く小銭もなくすことができた。

20:00に郵便局でハガキを書いて出す。
ヨーロッパでは、郵便局でも郵便物以外の携帯電話や充電器や電池などを売っているようだ。
郵便局の隅の座席で座って時間を潰す。計算してみるに、今回の旅で北欧までいくのは時間的に難しそうだ。

パソコンを広げて写真を見て、ヨーロッパでの生活の1週間目を振り返る。もうすでに懐かしい。また行きたいな。

人生は長い長い行列の待ち時間のようだ。その間に楽しみを見つけないと退屈かもしれないし、誰かに利用されて誰かのために生きてしまうかもしれない。
研究室の卒業も寂しいなぁ。
期限が決まっていない自由なうちが楽しい。でも気がつくと期限が迫っているものなのかもしれない。

23:55の列車に乗ってザグレブからベオグラードへ。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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