ヨーロッパ周遊記(20100917ベルリン→スウェーデン)

睡眠を23:45→9:30でとる。ぐっすり眠り、自然に目覚める。身体に疲れが出てきていたため、これだけ濃厚な睡眠が、ここヨーロッパでとれて嬉しい。

しかし、食べ物に飽きてきた気がしてくる。気力はあるから思考には問題はないものの。
今日はミュンヘンのオクトーバーフェストの初日らしく、ホステルの共通部屋でしきりにニュースが流れている。
チェックアウトを済ませて、しばらくホステルに留まって、コペンハーゲンの宿の予約をして、パソコンで日記を整理する。
帰国までの予定を立てる。もう帰国日をもとに予定を決める段階に入ってきているので、少し残念な気持ちがしてくる。

ホステルでは19:00~21:30にパーティーをするらしい。6ユーロで今夜のハンバーガーバーベキューパーティーのチケットを事前に購入する。今夜の寝台車までの時間はここで過ごそうと思う。

15:30にいよいよ出発だ。午前中は雨がぽつぽつ降っていたのに、もう止んでいて降りそうな様子はない。
近くのスーパーでポテトチップス0.99ユーロを買う。今日は朝からスナック菓子ばかりなので健康的じゃないなぁ。
中央駅に行くと、チョコレートの試食をさせてもらえた。

ベルリンの壁を見に行きたい。
駅のインフォメーションで尋ねるに、まだ残っているベルリンの壁は6駅離れたところにあるらしい。駅員さんが丁寧に説明して教えてくれた。

指定通りに電車に乗って、ウエストサイドギャラリーへ。
どれが本物の壁なのか、判断できない自分の壁に立ち止まっていると、CDを売っていたファンキーな黒人のお兄ちゃんが、丁寧にここから始まるんだと解説してくれた。
ウエストサイドギャラリーの壁を見ながら、一駅先まで歩いて電車で戻る。

電車の中から、鴎外の文字が書かれた壁や、日本の大使館のようなものが見えた。
そのまま中央駅を通りすぎて2駅先の最寄り駅へ。
歩道には自転車用の道があるので注意だ。歩きやすそうに舗装されているところが自転車専用のレーンだったりする。
しばらく歩かないと寒い。

駅から郵便局まで歩いて、切手を買いに行く。2枚で2ユーロだ。

スーパーマーケットで、念のため今後の食料を調達する。パーティでお腹がいっぱいにならなかったときのためにも。
アップルジュース0.98、チキン1.87、サーモン1.69、ポテト1.59、の合計で6.13ユーロだ。

しかし、バーベキューパーティーは「All you can eat」という形式で、食べ放題のものだった。
19:00から22:00までハンバーガーを食べまくった。6個食べて1杯飲んで、6ユーロは格安だ。

ハンバーガーを食べていると、イスラエル人のカップルに話しかけられる。
彼女はアジア専門の大学で日本語を勉強しているらしく、日本人だと挨拶したときに「そうですか~」と受けえ答えてくれた。彼は生物学の博士過程を目指す大学生だという。

イスラエルでは共通語が英語に変化してきていて、彼らは普段から英語を話しているらしく、話し慣れていて話すのが早い。なんとか会話ができたて「グッドイングリッシュ」とは言ってもらえた。
見た目が完全に外国人なのに、たまに日本語をしゃべる違和感が面白い。2人と3つを一緒に食べる。彼らはこれからパブに飲みに行くという。

その後は、後から来たアメリカのワシントン出身のジョンと日本の話をした。

日本はクレイジーな国らしい。自殺者数が多い、政権交代が激しい、イジメ、幼児虐待、ワークホリック、テレビ番組、などなど。彼は第二外国語は勉強していない英語だけの生活で、日本語は少し勉強して諦めたんだという。ネイティブと話すのは勉強になるけれども、早口でさらさらしゃべるので、追いつきづらい。

食べてしゃべってとしていると、出発予定の22:00が迫ってきた。
荷物を受け取って、手紙を15分ほどで書く。暗闇で焦って書いたから乱雑な字になっちゃったなぁ。

郵便局のポストに寄って宿の最寄り駅から中央駅に。中央駅の発車予定の15分前に電車に乗り込む。いつも間に合うけど、焦るんだよなぁ。反省できていない。

寝台車では4人の幼児を連れた家族と同席だったので、車掌さんが気を使って「キャビンに来なさい」と言って呼び出されて、隣の部屋のベッドに移動した。
「ヤングマン」って呼びかけられた。若く見えるのかな。

やっぱり上段の方がスペースがある。6つのベッドがあるのに、おじさんと2人きりだ。
上段でおやすみなさい。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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