ヨーロッパ周遊記(20100918スウェーデン→コペンハーゲン)

睡眠は23:45→7:30だ。電車に揺られているはずなのに爆睡し、夢から醒める。そして喉の渇きを潤す。
予定よりも遅れてルント駅に9:00に到着する。
アナウンスで「スウェーデンにようこそ」と言っていたので、ルント駅はスウェーデンなのかもしれない。

乗り換えからはパスが有効になるので、どの時間帯に電車に乗っても無料のはずだ。
せっかくなので、どこの国だか分からないルント駅のまわりを歩くことにする。

スーパーまでは分からなかったけれども、ポスターにスウェバスというバス会社が載っていたので、ここはスウェーデンだと判断する。
そこで、郵便局が10:00に開くというので市内を歩いてみることに。
公園や教会などを見る。自転車置き場には自転車が溢れている。路上でも自転車率が高い。
やっと国旗を発見した。

今回は買い物はハガキと切手だけなので、換金して端数が出ても困る。なのでクレジットカードを使うことに。初めて対面形式でのクレジットカード利用だ。
それぞれ2枚でハガキに20、切手に24を支払う。現地の通貨を見て触れないのは残念だけど。
消費税が25%と書かれている。高い。


手紙に書いた水性の文字がなかなか乾かず、しばらくスーパーマーケットの座席で待つことにする。

11:17の2番線プラットフォームからコペンハーゲン行きに乗ることに。
風があるので、ホームに立っているのが寒い。

コペンハーゲン空港を通過。ここで降りれば宿が近いのかなどと思いながらも、P駅とO駅のあと、3駅でH駅中央駅へ。

外は、川あり芝生ありの大自然の景色だ。風が強くて、芝から顔をのぞかせている稲穂がぶわぶわとたなびく。

12:30に中央駅に到着する。
インフォメーションにて地図をもらい、メインストリートを教えてもらう。空港行きは5番線らしい。
市庁舎を見て、2駅分歩いて、換金所で換金をする。90PLNを125.50DKKに換金できた。これでポーランドの通貨がなくなった。
ためしに日本円のレートを聞いてみると、6.7だと言われた。

電車に乗って一駅戻ることに。
パスがあれば、チケットを買わなくて済むのが楽だ。しかし、どこでも買っても買わなくてもチケットのチェックはされないみたいなのが不思議だ。

中央駅でチケットを買いに行列に並ぶ。ケルンからブリュッセルまでのチケットは売り切れのため、ドイツのケルンまでのチケットを31DKKで購入。チケットは「ケルンでもう一度予約をしてくれ」と言われる。コペンハーゲン発18:42→ケルン着6:14の予定だ。

中央駅の換金所で確認すると、日本円のレートは65だった。
中央駅併設の郵便局にて、ハガキを2枚で5、切手を2枚で19の合計24で購入する。

中央駅を14:43発、Orestad駅、Tarnby駅、そして10分程度でAirport駅に到着する。そこで、ターミナル3のベンチに座って地図を確認する。

黒人の女の子が、お母さんが電話で目を離している隙に遊びに来たので、相手をしてあげる。
俺のカバンに興味があるようで、地図を持ったりジュースを持ち上げたりする。
地図では位置が載っていなかったので、パソコンに保存しておいた地図から勘案して、ホステルのありそうな通りを目指す。

空港の人よりも外の人の方が地元がわかるかもしれないと思い、バスの運転手さんに道を教えてもらう。
ホステルに着いて、残金の13.5ユーロを支払う。シーツと枕は有料で7ユーロとのことだったので、自分のものを使うことに。

同じ部屋のアイルランドのおじさんは話好きだった。まずはホステルの説明を、次に持っていたLGの携帯電話の便利さを説明してきた。

夕飯はスモークチキン、ジャーマンポテト、サーモンにいつかの緑の瓶ビールだ。

リトアニアの青年が、チェックインしてきて、なんで日本は「東芝、ソニー、トヨタ、ホンダ」など、いい企業がたくさんあるのに、どうしてわざわざここに来たのかと聞いてきた。
彼はリトアニアの景気が悪いために、ここに住む友人のツテを使って、職を探そうとしているのだという。

明後日の早朝のケルン以降が未定だ。ルクセンブルクもブリュッセルも、物価が高く20ユーロ以下のホステルはなさそうだ。

おじさんがとことん話しかけてくる。早口の英語でも、ほとんど理解することができる。しかし、上手く文法を使って話せないので、聞き役に徹してしまうのだ。それでおじさんはさらに話してくる。
取りあえず、眠くなったので歯を磨いて22:30におやすみなさい。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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