ヨーロッパ周遊記(20100925アムステルダム→カイロ)

睡眠は23:30→5:00で、空港で目が覚める。ちょいちょい人の動きに敏感になりつつ起きるも、5:00になり人通りが増えてきたため目を覚まして座ることに。ガードマンが巡回しに来て、横になっている人を起こしているのを事前に察知して起き上がる。室内とはいえ朝は寒い。今日は家族で卓を囲んで食事を食べながら麻雀をする夢を見た。

いよいよ最終日だ。

これからやりたいことは、
・シャワー
・充電
・切手と郵送
・ツイート
・旅の感想のまとめ

朝と昼を兼ねてパンとサーモンを食べる。充電しながら日記を11:30まで書いて、スペインまでの日記をまとめる。

本屋さんで切手を2枚で2ユーロで買う。そしてハガキを書いて、ポストに投函。

13:00に個室の障害者用のトイレで顔と髪を洗い、屋上の展望デッキで髪を乾かしながら荷物の整理をする。カメラが壊れてしまったので、携帯電話で撮影することにする。


13:15にチェックインを済ませる。ここでもペナルティーとか言われたら笑えないとか思いつつも、パスポートを渡すだけでチケットをもらえたのでよかった。

荷物がコンベアで運ばれていく。荷物は13kgだった。手荷物とあわせると15kg、3Lぐらいの飲食物と、今日着ている衣類もあわせると、合計で18kgほどで旅していたのだろう。

いよいよ帰っちゃうのかぁ。

10月1日にリクルートの内定式があることが発覚し、急遽予定よりも早く買えることになり、急きょ帰りのチケットをとることになった。エジプトエアの飛行機をはターミナル3の23番ゲートから15:45に出発する。12:45にデスクがオープンするので、それまでにお土産も買うことにする。

空港内では、iPhone4が999ユーロで、iPod Touchが64GBで349ユーロで売られていた。興味がある。

実家用のお土産に、チョコレートを4つで11.36ユーロ、おじいちゃん用のお土産を7.95ユーロで購入する。おじいちゃんは昔、世界をよく旅していたと言っていたものの、通貨がユーロになってからは知らなさそうだ。ヨーロッパ一周の記念に、ユーロを型どったチョコレートを購入した。

空港にはアジア系の人はほとんどいない。しかし、イスラム系の人たちはアジア人にも似ているような気がする。

他のところに移動して、昨日の残りのロゼと缶詰の肉を食べる。
缶詰はコーンビーフのつもりで買ったのに、豚肉のようで脂っこくない。ハムとサラミの間のような、中途半端な味だ。脂を感じて、無性にラーメンが食べたくなった。

食べながらも日記を更新しつづける。ウイーンまで追いついた。今日は動かずに、反省しながら日記を更新する。昨日はあまり考えずに空港まできてしまっていたのだ。とりあえずで来てしまった。

日記を読んで振り返っても、頑固に自分を正当化する考えが多いことに気づく。「こじつけじゃないの?」「強がってるだけなんじゃないの?」「欠点を認めたくないのでは?」「言い訳じゃないの?」と振り返る。

結局、セルビアまでの日記を書きあげた。

これまで、長い長い夢を見ていた気分だ。

今回は早めに乗り場に着いたので、行列のほぼ先頭に並び、14:45に搭乗を開始。15:45に離陸の予定が、16:15に離陸した。登場から離陸までの間を睡眠として15:45→16:15をとる。

機内食は久しぶりのライスを食べる。

飛行機の外の世界は、夕方から夜へと変わっていく。

20:45に着陸し、無事にエジプトに到着した。

乗り換えのために荷物を取りに行くと、一向に出てこない。そこでバゲッジクレームの受付へと移動する。すると、なんと荷物は間違えて別の便に載せてしまったそうだ。そのため、エジプトで待ってほしいと告げられる。

同じくバゲッジクレームに、日本人の男性がいたため声をかける。彼は加瀬シゲアキさんといい、年上の方だ。東京から来て、これからナイジェリアに行くらしい。埼玉県の吹上で中古車を売っていたり、千葉で発電機を売っていたりするらしく、幅広い活動をされている。

仕方がないので、今後の対策について連絡があるのを待つことにする。

カイロには、荷物が届かなかったことで、日本行きの飛行機はすでに飛び立ってしまっていた。そのため、飛行機は別の便を手配してもらえるという。

しまった、今日も空港でもう一泊になるかもしれない。

しかし、デスクの方の話では、航空会社がホテルを手配してくれるということだった。そして、フライトの時間は明日の時間の2つの候補から選べるらしい。聞いてみると空港を出てホテルに滞在した後に、空港に戻ってもいいということなので、せっかくなのでエジプトを観光をすることにする。

両替では100円が7レイほどらしい。89レイに替えておく。

案内をされてホテルに移動すると、なんとも高級なホテルだ。

このヨーロッパ一周旅行で最も高級なホテルに予期せず最終日に泊まることができるとは。

バリのときに泊まったような2人部屋に1人で寝ることに。目の前にはホテル専用のビーチまである。

そして、食事の無料券をということで、バウチャーももらえるという。夕飯と朝食も無料になるのだ。

明日はピラミッドを見学できたらして、帰りの飛行機に乗ることにしよう。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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