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【2019年版】ハイプ・サイクルから見る日本の技術トレンド

2019年10月30日に、ガートナージャパンが「最新テクノロジーのハイプ・サイクル、2019年版」の日本版を発表しました。

目次

ハイプ・サイクルから見る世界の技術トレンド

ハイプ・サイクルとは

(引用)ガートナージャパン

ハイプ・サイクルとは、ガートナー社が提唱する、テクノロジーの成熟度や潜在能力をプロットしたグラフのことをいいます。

テクノロジーの普及のライフサイクルにおいて、一度、流行期でピークをむかえたあとに、幻滅機で一気に冷え込み、その後に回復していくというと考えられています。

  1. 黎明期(技術の引き金、Innovation Trigger)
  2. 流行期(過剰期待の頂、Peak of Inflated Expectations)
  3. 幻滅期(幻滅のくぼ地、Trough of Disillusionment)
  4. 回復期(啓蒙の坂、Slope of Enlightenment)
  5. 安定期(生産性の台地、Plateau of Productivity)

ハイプ・サイクル(2019年日本版)

(引用)ガートナージャパン

2019年は、IoT(モノのインターネット化)やAI(人工知能)、ブロックチェーン技術などは期待のピークを過ぎて、幻滅期に入ってきています。

一方で、5G(第5世代移動通信システム)やRPA(自動化)は期待が高まってきています。

ハイプ・サイクル(2019年世界版)

(引用)ガートナージャパン

日本以外の国を含めた世界での技術トレンドとしては、2019年版では、5G(第5世代移動通信システム)やエッジアナリティクス、AI PaaSが過度なピーク期となりました。

ハイプ・サイクルをもとに、世界のテクノロジーのトレンドを分析すると、世の中のトレンドを理解する一助になります。ぜひ、参考にしてみてください!

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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