経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
日銀政策は危険❗ 高橋ダン Dan Takahashi [3点概要は下記です!3 Main Points Below!] 2020年4月28日
日本はGDPに対して国債の発行額が大きすぎる。将来の国民につけがまわるはず
日銀は、追加の金融緩和を際限なくおこなうと表明した
- 中央銀行は本来、政府から独立して経済や国民のために、景気をコントロールする組織
- 金融緩和の方法としては、国債を買う、公定歩合を下げるなどの方法がある
- 追加緩和として、制限なく購入すると発表した
これまでアベノミクスの政策の一環で、日銀は国債やETFを大量に購入してきた
- 2012年アベノミクスにより金融緩和でインフレ目標2%としたが、現在0.6%のため達成していない
- アベノミクスがはじまって、600兆円近く購入している。これは日本のGDPよりも高い金額
- 日銀が購入しているのはほとんど日本国債(赤色)。その他の資産はTOPIXなどのETF(灰色)
- 日本で発行されている国債の50%以上を日銀が保有している状態
- これまで日銀(白色)はこれまで大量に購入していなかった
- 日本企業やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)、保険会社、個人など日本国内で買われている
- 日本国内のETFのほとんどを日銀が保有している
- 日銀が大量に購入しているのは、需要が増えることで金額が下がり、他の投資家が買いやすくなることを目指している
日本は世界で最もGDPに対する国債の発行割合が高い
- 日本は自国のGDPに対する国債の発行額が世界195カ国のなかで最も高い
- 国の収入は税金しかないため、最終的には国民に負担がまわってくるはず
- 新型コロナウイルス感染症の対策も117兆円を国債の発行と日銀の負担でおこなうので、さらに大きな問題になる可能性がある
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