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読書ノート『就活のバカヤロー』

就活のバカヤロー(読書ノート)

就活のバカヤロー

  • みんなで焼き肉をするときに、十分に焼いた方が美味しいことは誰もが分かっている。ところが、さっさと食べないと他の人に食べられてしまう危険性がある。そこで誰かが抜け駆けして、多少生焼けでも食べるようになる。それに煽られて、他の人もみんなで生焼けで食べるようになる。しかし、心の中では誰もが「生焼けじゃ美味しくない」と思っている。でも他の人に食べられるのは面白くない。かくて、みんな生焼けのまずさを我慢して食べることになる。結局、満足する人は誰もいない…。
  • 企業が採用の時期をどんどん早めていく心理状態を説明したもの
  • 参考になる本は、業界本、『銀のアンカー』というドラゴン桜の就活版マンガ、『週刊ダイヤモンド』、『プレジデント』、『面接官の本音2010』、『これで書く力がぐんぐんのびる!!』
  • 働く意味を考える
  • 自分の名刺をつくる
  • 伊勢丹の写真室で履歴書の写真を撮る
  • 書類では「御社」ではなく「貴社」と書く
  • 誤字脱字をしない
  • 熱意だけではいけない。形式や公式にも強くなる
  • いままで頑張った人ではなく、これから頑張れそうな人になる
  • 学生は私は特別だと思うが、実際にはありふれた多数の個性のひとり
  • 自分でいう「~な人」ではなく、採用者が感じる「~な人」で決まる
  • 業界になにが起こっているのか、どんな企業があるのか、どんな社会人になりたいのかを考える
  • 資格は趣味の一部でしかない。なぜそれを取得しようと思ったのかが大切
  • Google世代は答えを自分で出さずに探すようになってしまっている
  • 次のアクションにつながらない、「知ったところでどうするの?」と思われる質問はしない
  • どうして好きなのかを突き詰めて考える
  • 過去の出来事は掘りさげて、自分にどんな価値観があり、どんな思いでどんな成長や変化があったのかを説明できるようにする
  • 与えられた土台で勝負するのもひとつの能力
  • 「何か質問はありますか?」と言われたときに質問できる人はコミュニケーション能力が高いと思われる
  • ニュースや雑誌を情報源に、企業を理解する
  • どんな人がどんな理由で離職しているかを調べる
  • 株式の報告書で給料を見ることができる。福利厚生も公開されている
  • 大学院への進学率は12.1%
  • リクルーターからの接触は33%
  • インターンへの応募は32.5%
  • 5月中旬に入社企業を決めるのは45.2%
  • エントリーは70社、説明会に行くのは27社
  • 年間総実労時間は1,975時間

就活のバカヤロー

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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