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高専ベンチャーの創業プラン(2012年)

Evernoteを整理していたら、2012年2月11日に、高専ベンチャーの企画を立てたときのメモが出てきました。
高専のことをはじめて知ったのが2月7日で、プランを実行に移したのが3月だったので、よっぽど解決したい課題に思って、よっぽどやりたかったんだろうなぁ、と当時の自分に対して感じました。

今回は、当時のメモを公開します。新しいことをはじめるときの計画の参考にご覧ください!
なお、当時のありのままの文章を公開をしていますので、未熟なものや現在は異なるものもありますが、ご了承ください。

高専ベンチャーの創業プラン

【テーマ】
まだ世に出ていない才能や技術を世に出していくプロジェクト(高専生編)

【目的】
高専生のベンチャースピリット(殻を破る、飛び出す)を支援することで、高専生の社会的な認知と市場価値をあげる

【背景】
高専生は、プログラムの開発や実装の能力はあるものの一般の就職市場との間に隔たりがあるため、下記の状態にあるといえる

  • 自分の市場価値が分かりづらい
  • 世間一般に正しく認知されづらい(就活では四大卒が有利になることが多い)
  • 何をしたらいいのかが分かりづらい(飲食店のアルバイトなどをしてしまっている)
  • ビジネスに関するマネタイズ(稼ぎ方)やコミュニケーションの能力がつきづらい
  • 他方で、一般の情報系の大学生やウェブ企業では、ビジネスアイデアに特化していて実装力がないという現状にある

【1~3年後】
(認知拡大)カンファレンスや勉強会、ウェブ系アルバイトやインターンの主催や協賛
(人材育成)ビジネスと実装力を両方あわせ持つ高専生を育成する
(人材紹介)高専生とベンチャー企業とのマッチング
(市場創出)多数のベンチャー企業を創出し投資する
※資金力やブランド力が必要な場合には、リクルートに新規事業として提案し事業展開する

まずは環境の整備と高専生のポテンシャルを知るために、短期的に(2012年3月に)「春休み高専ベンチャープロジェクト」をおこなう

春休み高専ベンチャープロジェクト

■目的
下記の目標を達成できれば成功。長期的に継続できるものと判断できる
 ・最低限の収益を出す
 ・世の中に新たなプロダクトを出す

■場所と日時
場所は都内で、春休み期間中に短期的な検証をおこなう(まずは小さくまわしてみる)
具体的には、下記2つの候補のうちからどちらかでおこなう
 ・品川近く(五反田)の高級賃貸ホテルで3/11~3/23の13日間
   2人泊まれて、作業部屋がある
 ・上野近く(綾瀬)の賃貸ホテルで3/19~3/31の13日間
   4人泊まれて、作業部屋がある
※どちらも人数に関わらず宿泊費は同程度

■提供できそうなもの
・往復の交通費(地方からは高速バスなど)
・宿泊費(12泊分)
・毎日の食費(朝昼晩)
・仕事(受託開発と新規開発)
・成果が出ればバイト代
・その他
  人脈(ネット系、非ネット系、大学生、社会人など)
  観光(東大など?)
  できればベンチャー企業の職場訪問
  新規サービスのリリース(企画立案からの経験)

■仕事内容の候補
 ニュース記事を解析してまとめるシステム(新規)
 為替の自動売買システム(新規)
 バーティカル情報集約サイト(新規)
 ホームページの作成
 SNSサイト
 ECサイト
 スマートフォンアプリ
 企画検討から1つのサービスをリリース

などから、現実的な仕事を3つぐらいピックアップ

■候補のホテル
http://www.good-stay.net/tokyo/search/bn25626/
http://www.good-stay.net/tokyo/search/bn24357/

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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