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読書ノート『大富豪からの手紙』

本田健さんの最新作が出ていたので、読んでみました!
資産を残さなかった大富豪のおじいちゃんから送られてきた複数の手紙をもとに、主人公が未来を拓いていく様子をストーリーにした本です。

大富豪に「資産ではなく、言葉しか残せない場合には何を伝えるか?」という問いは、『世界のエリート投資家は何を考えているのか』にも似た問いで、成功者に質問するときに「自分の子供に何という言葉を残すか?」と聞くのは、有効だと思い、こちらも興味深かったです。

目次

『大富豪からの手紙』読書ノート

大富豪からの手紙

仕事の成功とは

  • 十分なお金
  • よい人間関係
  • 家族との幸せな暮らし
  • 人生は辛いときも楽しいときもある

シンクロニシティ(一見偶然に見える、意味のある必然)

  • 人生に偶然はない、偶然のように見える必然
  • 振り返ると点が線になり、線が面になり、面が立体になる
  • すべてのことに意味がある、自分を幸せにするために起こっている

普段やらないことをやってみる

  • 不安が大きいほど想像もしなかった未来が手に入る
  • 自分の直感を信じる
  • 生きることは活動すること

不安になって当たり前

  • 不安はワクワクの裏返し
  • 迷ったら怖い方に飛び込む
  • 決めないでダラダラするのはよくない
  • 決めたことを紙に書く

心構え

  • 器を大きく
  • 与える
  • 素晴らしいを口癖にする

お金との向き合い方

  • お金持ちを見せびらかさない
  • 恋も仕事もお金も追いかけると逃げられる
  • 給料は普通の生活を送れるようにまでしか支払われない
  • 自分とまわりを幸せにするためにお金をつかう
  • お金にあわせて自分の器も大きくしていく

好きなことを仕事にして稼ぐ

自分の好きなことで人を幸せにする仕事をする
惚れて通えば千里も一里(本田宗一郎)

大富豪からの手紙

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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