ニューヨーク滞在記㉒アスタープレイスで日本料理と韓国料理をはしご!

Sep/13/2008 SAT 雨

睡眠3:00→13:30

今日は土曜日だ。今週は寝ずに起きていたことが多かったので、二度寝して心地よい昼をむかえる。

相方が寝ているのを尻目に、洗濯機をまわしに部屋を出る。そして洗濯機がまわっている間に、ひさしぶりに9階の狭いシャワー室に入る。ゆっくり入り、ゆっくり身支度をして、部屋に戻ると俺のがさがさする音で相方が目覚めてしまった。いつも起こしてしまって申し訳ないけど、相方はとにかく敏感でちょっとした物音でもいつも目覚める。いままで起こさなかった試しがないぐらいで、いつもアラームをかけずに俺の物音で起きているようだ。

15:00にランドリーに再びおもむき、今度は洗濯機から乾燥機へと衣類を移す。今日の洗濯では大きめのタオルやジーパンがあり、量も多かったので乾燥機は3回まわすことにした。途中で乾燥に必要な25セントを補充するために、いつものドラッグストアのデュアンリード(duane reade)にて、ホワイトチョコレートが練り込まれているクッキーを買ってくる。今日はクッキーと、こないだ買って余っていたクラッカーを昼ごはんの代わりにする。クッキーは3.19ドルで8枚入りだったけど、全体がしっとりとしていて美味しかった。

そういえば最近はサラダなどの野菜を口にしていない。それでも野菜を食べなきゃという意識にもならなくなってきた。先週までは積極的に野菜をたべたい身体だったのに、いつのまにか口内炎もなくなり、野菜を食べなくても大丈夫な身体になった。一人暮らしをしたら食に適当になっちゃうタイプだな、きっと。

乾燥機をまわしながら、ランドリーに持ち込んだパソコンを開きながらお菓子を食べる。最終週の過ごし方の参考に、相方と同じく高校時代からのクラスメイトで、今回のLSIを紹介してくれた斉藤のニューヨークでの滞在記の日記を読む。斉藤はLSIに誘ってくれてこの春に先にここに来ていたのだ。彼の日記をはじめて読んだときには、書かれている地名などがわからずニューヨークでの生活をほとんどイメージできなかった。いまあらためて読み返すと、内容や行動がすんなりと入ってくる。

今日は洗濯に1.50ドルを、そして乾燥に0.75ドルを払って3回まわした価値があった。無事に90%ほどが乾いたのを確認して、きれいに畳んで部屋に戻る。そして16:00に部屋に戻り、少し部屋を掃除したあとにのんびりと日記を書いていく。ひさしぶりにやってきたことを振り返り、経験を文字にする時間がとれた。

17:00になるとヒロミから電話がかかってくる。明日暇だから遊ぼうという誘いだ。女の子に誘われるのは嬉しいけれど、俺には彼女がいるのであまり期待させてもよくなさそうだ。日本にいる彼女は俺が日本を出るときに「ブロンドの美女に連れていかれないでね」と心配してくれていたけど、もしかしたら実際には日本人女性との方が、異国の地で親密になりやすいのかもしれない。彼女とはトイザらスに14:00に待ち合わせることにした。

今日は相方も一日中ゆっくりする日のようで、18:00に昼ごはんを食べて帰ってきて、こっちのタバコを吸ったらヤニクラになったと言って、ベッドに入っていった。

今夜はジュンペイとドンホー、そしてミランと約束をしていたので、準備を済ませて18:30に出発する。19:00にアスタープレイス駅の地上にあるキューブのモニュメントで待ち合わせだ。ジュンペイは少し遅れてやってきた。お目当ての日本料理屋さんに行くことにする。

さっそく、日本料理といえばおなじみの握り寿司と巻き寿司を大皿で注文する。やはり日本食は高い。アメリカでは日本食は外食なんだもんね。生の魚を取り扱うのも大変だろう。ひとり20ドルずつを割り勘して払った。

その後、2軒めに行こうと場所を探す途中で見つけたお好み焼き屋さんで、たこ焼きとお好み焼きのセットをジュンペイと4ドルずつ出し合いドンホーとミランにご馳走しつつ、4人で食べる。

2軒目には韓国料理の、オープンしたばかりのバーでサッポロビールとドンホ―、ミランのおすすめのブルコギを食べる。

お店は開店したばかりのキャンペーンをやっていて、チキンを無料でサービスしてくれた。しかも頼むとおかわりを1回できる。韓国式はおかわりの自由度が高いのがすごい。

会計は、4人で28.18ドルとなり、チップを含めてひとり8ドルを払った。帰りにめっちゃ長いリムジンをみつけた。ニューヨークの夜の街は華やかだ。

今日もベッドメイキングはされてなかった。土日や祝日はやらないみたいだ。おやすみなさい。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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