ニューヨーク滞在記㉔チェルシーマーケット、そしてブルーノートでジャズを聴く!

Sep/15/2008 MON 曇り

睡眠1:45→7:45

おはよー。急いでユウキと電車に乗り、キャナルSt.駅のLSIへと向かう。

中間の休み時間は時間があったので、ラウンジとライブラリーをうろちょろとまわる。今日はジョンミー、日本人の大阪大学のキョウコ、韓国人のゴウン、柳さんとすれ違う。

最近は校内のどこへいっても顔見知りの面々が増えてきた。積極的に自分から声をかけるようにしている。

テストに向けた先週の復習をして、テストの後には世界で異なるジェスチャーについて話しあった。英語で意見を出しあうのが楽しくなってきた。今日はめずらしく終わるのがもったいなく感じた。授業ではなるべく、思ったことはあまり考えずにすぐに口にすることに心がけている。日本では聞かずに自分で辞書を調べればわかるといわれるようなことでも、とりあえず口頭で聞いてみたりする。積極的に発言できるようになって、それが通じるようになって自信がついたからなのか、自分らしいおちゃらけた冗談や、野次なども言えるようになってきた。

お昼はジュンペイがスペイン人のエベリオ(Ebelio)と約束をしたというので、一緒に混じらせてもらう。エベリオは、金曜日に韓国人たちとベトナム料理のレストランに行ったときにも会っていた。

ジュンペイは野球を観に行きたいと話していたので、ヤンキース戦のチケットを買えないか、タイムズスクエアのヤンキースショップに見にいくことに。しかしチケットは向こう5日間ほどの分は完売していると言われてしまう。チケットを買うのであれば、メッツ戦を買うのがよいと提案してもらう。

いますぐに買えないのであれば仕方がないということで、しぶしぶ昼ごはんを食べにいくことにする。野球の観戦もしたいけど、ひとまずそれらしいホットドッグを食べようということで、エベリオのおすすめのタイムズスクエアのパパヤに連れていってもらった。

3.50ドルで、ホットドッグ2つとドリンク1つとお買い得だ。飲み物は店名にあるパパヤジュースを頼んだ。

それからCentury 21に買い物に行こうということで、レッドラインに乗ってフルトンSt.駅まで移動する。14:45から16:00まで、それぞれ別れて買い物することにした。俺はCentury 21では自分にあった服を見つけるのが難しいことを十分に学んでいたので、お店の外に出て宝石屋さんをまわることにした。

日本の彼女に買うプレゼントをそろそろ買わなくては。変わらず「BROAD WAY」と書かれている小物やミュージカルをモチーフにしたアクセサリーを探す。ティファニーにも再び行ってみて、もう一度チャームを見せてもらった。なかなか、理想を叶えてくれる商品がない。

その後、集合時間になったので合流して、3人でブルーラインでWest4駅に移動する。ここで17:45にアンズと待ち合わせをしていたものの、まだ時間があるので12St.から14St.まで歩いてチェルシーマーケットを見にいく。

チェルシーマーケットでは食料品が多く扱われていて、カップケーキのある喫茶店などのお菓子屋さんが立ち並んでいた。

そして歩いて移動した分を、ブルーラインで14St.駅からWest 4駅を1駅戻る。歩いて喉が渇いていたので、近くにあった別のパパヤのお店で、ラージサイズのストロベリーバナナを2.50ドルで購入して一気に飲む。

このあとは、ジャズが聴けるというブルーノートに行く予定だ。ブルーノートで飲み食いする前に、近くで腹ごしらえをしておこうということで、目の前に見つけたイタリアンレストランに入る。

パスタ10.5ドルにタックスとチップ込みで13ドルを支払う。小さなパンとトマトやベジタブルのソースがセットになった健康的な食事だった。

さすが本場イタリアのお店ということで、美味しいトマトソースを堪能することができた。しかし最後はお腹がいっぱいになってきて、少しがんばることになってしまった。

19:00になり、ブルーノートのお店に向かう。ここはジャズで有名な場所らしい。

そこまで広くない店内で、ジャズの楽器などの演奏のすぐ近くでご飯を食べたりお酒を飲んだりできる。4人で1つのテーブルを囲み、演奏をすぐ横から聴くことができた。演奏ではドラムがとてもカッコよく感じた。右足と左足をそれぞれ独立して動かせるようで、その動きについ見とれてしまう。

こういったお店でちゃんとしたカクテルを飲むのははじめてかもしれない。大人のマティーニを頼んでみようと思い、X-rated マティーニを頼むと、店員のお姉さんは「Good choice」と答えてくれた。それにつられてか、ジュンペイとエベリオも同じマティーニを頼む。

その後すぐに、次の演奏がはじまる直前に、隣のお姉さんがサッポロビールを頼んでいた。おお、ここにはサッポロビールあるんだ!と思っていたら、さっきの店員のお姉さんがひとこと答える。「Good choice」

待てー。

エベリオとも写真を撮っておく。

音楽を存分に楽しんで、21:30にすべての曲が終了するのを見届けて、解散する。

グリーンライン59St.駅に着いたので、セントラルパークを突っ切って帰ることにする。雲にうっすら隠れる月を激写。

セントラルパーク内には野生のタヌキがいるようだ。

22:15に帰宅。少し横になり寝ようかと思ったものの15分ほどで相方とユウキが帰ってくる。目覚めたので、シャワーを浴びに12階へ。ゆったりした恰好に着替えて、30分ほど日記を書く時間にあてる。今日はひさしぶりにベッドがメイキングされている。

喉が渇いてきたので、水1.59ドルとスターバックスバニラコーヒー味2.14ドルを買いにデュアンリードへ。しばらくユウキの部屋に行き、ジャズの感想を話しつつ眠る。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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