組織開発や組織活性を担当するにあたり、耳慣れないキーワードが数多くありました。
これから組織づくりを担当される人事や総務、経営者の方々にもわかるように、よく出るキーワードをまとめました!
目次
元々は軍事用語で、現代の経営環境の状況としてもちいられています。
頭文字をそれぞれとってくっつけたものです。
おもに平成初期(1989年~1995年)に生まれた世代をさします。物心のついたころからスマートフォンが身近で、デジタルネイティブであるのが特徴です。
上の世代と比較して、我慢ができない、強制されることや叱られることを嫌うなどの特徴がある一方で、多様性を認めお互いを尊重し助けあうことや、自ら調べながら進んでいくことが得意な世代である。
学生時代は、答えがあり助けてもらえる環境だったが、社会人になりいきなりVUCAに直面するため、困惑することがある。また、検索すれば答えの出る時代から、聞かなければ答えが出てこない職場へと環境が変わることで、上手く業務に馴染めないこともある。
といった環境になりがちですが、世代にあったアプローチをすることが求められています。
「最近の若い人は」と思うのは、健全なことだと思います。古くはエジプトの壁画にも書かれていた言葉ですし、自分たちの世代もいわれてきたことです。新しい世代が生まれることは、人類の進化のためには必要なことですので、受け入れる側は、前向きに受け入れられればと思います。
アメリカの心理学者マズローによって導き出された理論で、人間の欲求は、それぞれの境遇や考え方により、次の5段階に分かれると示しました。後年のモチベーション理論をはじめ、組織における人材開発のアプローチに、大きな影響を与えています。
アメリカの心理学・経営学者マクレガーが提唱した理論。マズローの「欲求段階説」をベースにしながら、「人間は生来怠け者であり、強制されたり命令されたりしなければ仕事をしない」とするX理論に対し、「人間は生まれながらに仕事が嫌いということはなく、条件次第で責任を受け入れ、自ら進んで責任を取ろうとする」Y理論が大切であると説きました。
アメリカの臨床心理学者ハーズバーグが提唱した理論。人間の仕事における満足度は、ある特定の要因が満たされると満足度が上がり、不足すると下がるということではなく、満足に関わる「動機付け要因」と、不満足に関わる「衛生要因」は別のものとする考え方。
アメリカの倫理学者マクレランドが提唱したモチベーション理論。作業場における従業員には、「達成動機」「権力動機」「親和動機」の三つの動機(欲求)が存在するという考え方。
アメリカの心理学者ロックが提唱した理論。「モチベーションの違いは、目標設定の違いによってもたらされる」という考え方。本人が納得している目標については曖昧な目標よりは明確な目標、また難易度の低い目標よりは高い目標の方が、結果として業績が高いことが確認されています。
カナダ生まれの経営・心理学者ブルームによって提唱されたモチベーション理論。動機付けの「過程」に注目し、「どこまでやればよいのか限界値が明確で、どうすればよいのかの戦略が明確で、達成した目標の成果が魅力的であれば、人はその目標に向かって動機付けられる」という考え方を示しました。
MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究、100名以上のリーダーにインタビューをおこない体系化された理論。7つのプロセスが、U字になっていることからU理論と呼ばれる。
2014年のASTDでは、学習の機会は以下の割合で構成されているといわれています。
満足→学習→行動→業績