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フリーランスエンジニアの傍ら様々なイベントにチャレンジ

目次

結婚を機にフリーランスに

Q:現在のお仕事は?

 フリーランスのエンジニアをしています。フリーランスとして活動しながら、他の事業を視野に入れていくようなことをしています。現在はiPhoneアプリとかandroidアプリを扱うアプリケーションエンジニアをやっています。
 新入社員の時からエンジニアだったんです。新入社員のときはゲームのエンジニアで、その後iPhoneを使ったゲームとかも働いているときに出てきたので、「iPhoneアプリが面白いな」と思って。その後iPhoneアプリ一本で転職をしました。ウェブのデザイン会社でiOSエンジニアを募集していたので、そこに転職したのち、フリーランスになりました。
 フリーランスになったのはきっかけがいろいろあったんです。今31歳なんですけども、昨年、彼女との結婚式の話になったとき、彼女の希望を叶えるための所要金額を計算したら、会社員の給料では「無理だな」と。会社は嫌いではなかったんですけども、「物理的に稼げないな」というのがきっかけで。そこで、手段とかは分からないけど、「フリーランスになれば今よりは稼げるし将来を考える時間も得られるんじゃないか」と考えてフリーランスになりました。まだ始めたばかりなのでどのくらいお仕事があるかというのは把握しきれていないんですけども、今のところ仕事には困ってないですね。本当に良い方に巡り合わせていただいたので、いろいろお仕事をいただいていますね。

Q:プロハを知ったのは?

 実はこれまでイベントは経験がなくて。あるとき、フリーランスになるか考えていた頃に転職のイベントに行ってみたんですよ。そこで彼女の知り合いのちゃか(高柳)さんと出会って。それでプロハのことを知って、単に遊びに行ったんですよ。職業体験のイベントが楽しそうだなと思って。そういうアイデア出しとかやったことがないから、挑戦してみたいな、と。それからプロハは単純に楽しいな、やる気のある人が多いな、と思ったので何度か参加するようになりました。
 自分でもいろんな経営者さんとお話する機会があるんですけども、今イベントに「参加するのが楽しいんです」という話をしたときに、「参加するだけじゃなくて主催する側にならないと経営者とか事業とかはできないよ」という話を聞いて。だったら、自分もイベントを仕掛ける側になりたいと、小さなことでもいいからやってみようと思って一歩踏み出したんです。チャレンジですね。自分だけの力では何もできなかったというのをすごく感じているので、皆様との出会いに感謝しています。

Q:初イベントで準備したことは?

 まず、初めてのイベントはイベント名が「タノモク」、楽しく目標設定をするというイベントでした。セルフイメージとか、「将来何をしたいんだろう」とか。実際僕もフリーランスになるときに、自分が何をしたいのかやりたいことを書き出して具現化してから、やりたいことが見つかって動き出したという思いがあったので。その体験を人に伝えられたら、モヤモヤして動けない人とか、やりたいことはあるけど叶える方法が分からないという人たちの手助けになるのではないかと思って、立ち上げました。
 しゃべりの練習とか、「どんなコンテンツだったらみんな喜んでくれるか」というのを第一に考えて、自分が喋るのが目的でもあるんですけど、みんなに良いものを持ち帰ってもらいたいという。”For You”の精神と僕は言ってるんですけども、参加者のために何ができるかというのを考えて準備をしていました。どういうコンテンツ、話し方だと喜んでくれるかとか、終わった後のアウトプットだとか、感想・顔をイメージして準備していましたね。

Q:イベントのこだわりは?

 基本的に皆さんのしゃべり方とか、笑わせ方だったりとか、段取りとか。結構大事だと思っているのが、終わった後の懇親会とかの皆さんの気配りの仕方。これらはしっかり勉強させていただきましたね。
 また、初めてのイベントで参加者を募り、呼びかけるにあたって、「誘わないこと」を大事にしました。みんな優しいので無理やり誘えば人は来てくれると思っているんですけど、それってその人にとって幸せなのかな、と思って。本当に必要であればフェイスブックの投稿だけでも人は来ると思っているので。そういう人に聞いてほしいし、無理やり来た人に「得たいものがないのに聞いて損した」と思われるのがすごく嫌だったので、「誘わない」ということに気をつけました。自分の思いだけは伝えますけど、それ以上のことはせずに、本当に必要な人のためにちょっと種をまくようなイメージで集客をしました。
 イベントでは、自分の来てほしい人をイメージしながらペルソナ、ターゲットを決めてやったんですけど、イメージした通りの人たちに来ていただいたので、集客という意味では非常に良かったかなと思ってますね。今後もシリーズという形で続けていきます。

Q:利用してみて、プロハの印象は?

 会員になってずっと思うのは、目的意識の高い人ややりたいことがある人が集まっていて、方向性は違うけど将来について真剣に考えている人が多いなということです。
 フリーランスになって、渋谷のコワーキングオフィスを見に行ったんですけども、やっぱりプロハの秘密基地感というのが好きだなと思って。あとは雰囲気もありますけど、やっぱり一番大事なのは「人」かなと。どういう人と何をするかというのを大事にしてるので。たまたま数少ない中で、いきなり良いコワーキングスペース・イベントスペースに出会ったかなと思ってます。
 他にも、会場のスペースと人数感がすごくちょうどいいなと思っていて。100人の前でしゃべろうとはまだ思ってなくて、100人の前で話してもその後の懇親会で話せないなというのがあって。だいたいマックスでも20人ぐらい、10人ぐらいがちょうどいい雰囲気なので、そういう良い意味でこじんまりとしたアットホーム感なイメージがあるので、それがすごくいいと思います。
 「タノモク」以外でもやってみたいことがあって、健康おたくなので、昨日やりたいなと思ったのが、「アーティチョーク」って野菜、知ってますか?フランスではおなじみの野菜なんですけど、緑色ですごいグロテスクなキャベツみたいな。健康食材で、でも知らない人の方が多いんです、世の中。そういうのをみんなで食べてみたりとか。
 基本は自己啓発系というか能力開発というもののほうが好きなので、そっちのほうを進めていきたいですね。あとは投資とかも好きなので、投資のイベントは近々やるかも知れないです。

Q:今後のプロハに期待することは?

 プロハは本当に皆さん人柄も良くって、参加者自体もクオリティが高いというか皆さん目的意識を持って来られて、みんな笑顔で来ている人も楽しいところだと思うので、困っている人、悩んでる人がまず参加するにはちょうどいい場所かなと感じています。少人数ですぐ人と仲良くなれる場所なので。すごく楽しい場所だしこれからもプロハを大きくしていきたいなと思っています。

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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弦本 卓也

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