【2020/5/13】検察庁法改正案に反対しているのは、政党や省庁の人材の流動性が低いためではないか

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

検察庁法改正案に抗議します…外国人の【変わった意見】⁉ Dan Takahashi 高橋ダン

検察庁法改正案に反対しているのは、政党や省庁の人材の流動性が低いためではないか

検察庁法改正案への反対が、SNSを中心に話題になっている

  • 日本では、検察庁の退職の年齢を引き上げるために検察庁法を改正しようとしているが、反対する意見が多い
  • 日本での公務員の定年を引き上げているなかでのひとつの動き

日本の検察は戦後からアメリカの検察の仕組みを引き継いでいる

  • 世界の多くの国では国会、内閣、裁判所の三権分立があるのが通常
  • 日本では、第二次世界大戦の前は検察は司法に属していたが、戦後にアメリカのGHQが日本の法律を作りなおしたため
  • 現在のアメリカでも、日本と同様で、検察は起訴できることと、裁判をすることができる
  • しかし、アメリカや多くの国では、大統領が変わると検察官の長官が変わっているが、日本では変わらないという違いがある

世界の公務員の定年は、日本と同様に引き上げられてきている

  • 日本では、検察の定年を60歳から65歳に引き上げようとしているが、アメリカでは現在は検察官は62歳で退職ができ、65歳までが定年となっている
(参考) NIKKEI ASIAN
  • 世界的にも、定年を引き上げる流れが加速している
  • 理由は、働く期間を伸ばすことにより、どの国でも税金を増やしたいと考えているため
(参考) TRADING ECONOMICS
  • しかし、現在の年齢は日本だけが著しく高いわけではない
  • 世界の平均でみても、平均寿命と健康寿命が伸びてきていることから、1,900年代には50歳が定年だったところから2010年代には60歳を超えてきている
(参考) Twitter
  • また、世界中で定年を引き上げる動きがある
(参考) ECOSCOPE
  • とくに、北欧ではスウェーデンやノルウェー、デンマークなどで70~75歳まで、退職の年齢が上がってきている
  • 公務員の退職は、とくに給与や退職金の準備で国家の税金の使い道として影響があるため、どの国でも引き上げには慎重になっている
  • 日本では高齢者の世代の方が若手の世代よりも豊かになる仕組みのため、格差が大きくなる可能性がある

検察庁法改正案に反対しているのは、政党や省庁の人材の流動性が低いためではないか

  • 日本の検察はアメリカと同様の組織であり、世界的にも定年は引き上げられてきているので、批判自体は本質的ではないと思われる
  • それでも反対が出るのは、現在の政党や省庁に不満がたまってきているからなのではないか
  • 今回の批判がおこっている本当の問題であり背景となっているのは、日本では政党や省庁の人材の流動性が低いためなのではないか
  • 日本でも他国のように、政党や省庁の人材が流動的に入れ替わる仕組みができれば、このような不満が解消されるのではないか

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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