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リクルート住まいカンパニー
弦本 卓也
2011年に新卒入社。入社2年目から億単位の集客予算を動かす経験や、大規模な商品を開発する経験をし、リクルートが世の中に与えるインパクトの大きさを体感。そんな中大切にしていることは、徹底的にカスタマーを理解すること。時には自分が当事者となり、同じ経験をすることも。戸建流通部門への異動の2ヶ月後には、自身も新築戸建を購入。いざ家を買うときに、たくさんの書類を目の前にして、カスタマーが住宅を購入する過程で、どのような課題や不安が生まれるのかを、身をもって知ることができた。
現在はSUUMOのリフォーム領域にて、既存のメディアのブラッシュアップや、立ち上げ期の事業の推進を担っている。その傍ら続けているのが、自ら掲げる「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」という想いを実現すること。入社とほぼ同時に起業し、専門性のある学生を対象にイベント事業やキャリア支援を行ってきたが、2015年には27歳にして、東京都千代田区にビル1棟を購入。「弦本ビル」には20代を中心とした社会人若手や学生が入居し、様々なイベントや事業が生まれている。
リクルートに入社を決めた理由は、生きがいをもって働く社員に魅力を感じたからだが、自身の起業でも社員がきっかけとなっている。起業では内定者との交流がきっかけで1社目を創業。また2社目の起業では同期と共に副業というかたちでの創業を行った。また、リクルートの魅力には大企業とベンチャーらしさを併せ持つことを掲げているが、リクルート社内での重要な経営判断に触れる経験や、第一線で行う事業の経験は、自身の事業経営にも取り入れられていて、一方で、自らの起業や事業の立ち上げの経験は、リクルートでの新規事業の提案でも役に立っている。