【2022年版】宅建士独学勉強ノート(根抵当権)

根抵当権

ローンなどの対価として根抵当を預かる者を「根抵当権者」、根抵当を提供する者を「根権利権設定者」と呼ぶ

・根抵当権の期間と特徴

・根抵当権の付随性と随伴性

※通常の抵当は借り入れの返済に伴い抵当権が消える(付従性がある)が、根抵当権は消えない

※抵当権を移動すると借入れもあわせて移動するはずだが(随伴性がある)が、根抵当権はあわせて移動しない

・根抵当権の債権の範囲と極度額

債権の範囲一定の取引(✕すべての取引)によって生じる債権のみ、根抵当権で担保される。あらゆる債権を担保する包括根抵当は認められない
・元本確定にかぎり根抵当権の範囲内で個別の被担保債権(利息や期間)の範囲を変更できる(後順位抵当権者の承諾は不要
極度額・債権を担保する限度額のこと
・極度額までなら利息もすべて優先弁済が受けられる(抵当権の場合には後順位抵当者がいる場合に利息は最後の2年分となるが、根抵当権の場合は極度額までの範囲で受取れる)
後順位抵当権者の承諾があれば、元本確定の前後を問わず極度額を変更できる

・不動産の質権と抵当権の違い

※第三者の債務の弁済期が、債権質権者の債権の弁済期前に到来した際には、質権者は第三債務者にその弁済金額を供託させることができる

※質権者は、質権の目的である債権を直接に取り立てることができるが、第三債務者も期限の利益を有するため、直ちに取り上げることはできない

弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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