【2022年版】宅建士独学勉強ノート(道路制限)

道路制限

・道路の定義(すべての「道」から道路が定義されている)

※防災上、4m以上の道幅がほしい

・接道義務

原則・建築物を建てる敷地は、道路に2m以上接していなければならない
・特定行政庁は、私道が接道義務の要件を欠く場合には、私道の変更・廃止の制限や、禁止を命ずることができる
例外特定行政庁が交通上、安全上、防火上および衛生上、支障がないと認めて、建築審査会の同意を得て許可したものには、接道義務は適用されない
・幅員4m以上の道(道路としては認定されていない)に2m以上接する建築物で、利用者が少数でありかつ、特定行政庁が認める場合

※地方公共団体は、延べ面積が1,000㎡超の建築物や、敷地が袋路状道路にのみ接する延べ面積が150㎡を超える長屋等に対して、接道義務を条例で制限を厳しくできる(✕条例で緩和することはできない)

※自動車専用道路に接している場合には、たとえ4m以上の幅員であっても接道義務を満たしているとはいえない

※建築審査会は、東京都の場合は7名の大学教授などの専門家で構成されている

・道路内の建築制限

原則道路内に建物などをつくることはできない
例外地下に建築するもの(地下街、地下駐車場、地盤面下の壁など) ※特定行政庁の許可は不要
②公衆便所、派出所など公益上必要な建築物で、特定行政庁が建築審査会の同意を得て許可したもの
公共用歩廊(=歩道橋)などで、特定行政庁が建築審査会の同意を得て許可したもの
弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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