アメリカ株、超ヤバい3つのチャート?
長期投資としてアメリカのテクノロジー株を売り、ヨーロッパの株式指標のETFを買うのがおすすめ
テクノロジーと一般消費財はコロナショック後に高値を更新したため売られ、他の業種に資産を移されて下落した可能性がある
- アメリカの株式市場が大きく下落をしている
- S&P500を業種に分けてETFでみるのがよい
- テクノロジー株は全体の26%を占めるが、QQQはここ2週間半で約12.5%下落している
- また、一般消費財のETFであるXLYをみると、ここ2週間半で約6.6%下落している
- 生活必需品の業種も少し下落している
- 小売、ヘルスケア、金融、エネルギーはほとんど下がっていない。また工業は上昇している
- 業種分析をするときには、追加で中小企業と社債についても分析するのがよいが、中小企業のETFであるIWMと、社債のETFであるHYGは少しの下落となっている
- 最も下落しているのは、テクノロジー、一般消費財だが、コロナショック後に高値を更新した2つの業種であったためと考えられる
- テクノロジーや一般消費財で利益が出た投資家が、まだ上昇していなかった他の業種にポートフォリオの割合を移すローテーションが起こったのではないかと考えられる
- 金曜日は、大きな投資機関の売買が成立する曜日のため、金曜日に大きく動いたのではないだろうか
S&P500の200日移動平均線、NASDAQのポジション、VVIX÷VIXの指標をみると
- 1年の取引日数は約200日のため、200日移動平均線は一つの目安とされている
- S&P500の指標であるSPXが200日移動平均線を下回ったのは、コロナショック以来はじめてのため、相場が激しく動く可能性がある
- NASDAQの先物のポジションを分析すると、コロナショックよりも大きな売りのポジションが取られているため、下落の可能性がある
- S&P500のボラティリティ(VIX)をみると、9月18日のSQの影響でオプション取引が激しかったことからアメリカの株式市場が下落するなかでVIXが上昇せずに下落したため、ボラティリティのボラティリティ(VVIX)÷ボラティリティ(VIX)が下落を示しているため、株式市場も下落する可能性がある
アメリカのテクノロジー株を売り、ヨーロッパの株式指標のETFを買うのがおすすめ
- 長期投資としては、アメリカの株式市場はテクノロジー株を中心に下落の可能性があるため、ヨーロッパなどの他の株式指標のETFを買うことがおすすめ
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