【2020/9/19】長期投資としてアメリカのテクノロジー株を売り、ヨーロッパの株式指標のETFを買うのがおすすめ

目次

アメリカ株、超ヤバい3つのチャート?

長期投資としてアメリカのテクノロジー株を売り、ヨーロッパの株式指標のETFを買うのがおすすめ

テクノロジーと一般消費財はコロナショック後に高値を更新したため売られ、他の業種に資産を移されて下落した可能性がある

  • アメリカの株式市場が大きく下落をしている
  • S&P500を業種に分けてETFでみるのがよい
  • テクノロジー株は全体の26%を占めるが、QQQはここ2週間半で約12.5%下落している
  • また、一般消費財のETFであるXLYをみると、ここ2週間半で約6.6%下落している
  • 生活必需品の業種も少し下落している
  • 小売、ヘルスケア、金融、エネルギーはほとんど下がっていない。また工業は上昇している
  • 業種分析をするときには、追加で中小企業と社債についても分析するのがよいが、中小企業のETFであるIWMと、社債のETFであるHYGは少しの下落となっている
  • 最も下落しているのは、テクノロジー、一般消費財だが、コロナショック後に高値を更新した2つの業種であったためと考えられる
  • テクノロジーや一般消費財で利益が出た投資家が、まだ上昇していなかった他の業種にポートフォリオの割合を移すローテーションが起こったのではないかと考えられる
  • 金曜日は、大きな投資機関の売買が成立する曜日のため、金曜日に大きく動いたのではないだろうか

S&P500の200日移動平均線、NASDAQのポジション、VVIX÷VIXの指標をみると

  • 1年の取引日数は約200日のため、200日移動平均線は一つの目安とされている
  • S&P500の指標であるSPXが200日移動平均線を下回ったのは、コロナショック以来はじめてのため、相場が激しく動く可能性がある
  • NASDAQの先物のポジションを分析すると、コロナショックよりも大きな売りのポジションが取られているため、下落の可能性がある
  • S&P500のボラティリティ(VIX)をみると、9月18日のSQの影響でオプション取引が激しかったことからアメリカの株式市場が下落するなかでVIXが上昇せずに下落したため、ボラティリティのボラティリティ(VVIX)÷ボラティリティ(VIX)が下落を示しているため、株式市場も下落する可能性がある

アメリカのテクノロジー株を売り、ヨーロッパの株式指標のETFを買うのがおすすめ

  • 長期投資としては、アメリカの株式市場はテクノロジー株を中心に下落の可能性があるため、ヨーロッパなどの他の株式指標のETFを買うことがおすすめ

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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