【2020/9/4】アメリカ株のポジションは全体的に解消し、QQQを空売りするのがおすすめ

目次

中国発表でアメリカ株が急落?これから続くのか?

アメリカ株のポジションは全体的に解消し、QQQを空売りするのがおすすめ

アメリカでは株式市場で急落したが、ニュースの記事はあまり当てにならない

  • 2020年9月3日は、アメリカでNYダウが約3%、NASDAQが約5%と大きく下落した
  • さまざまな理由が唱えられているが、市場が動く理由は、売る人と買う人とのバランスが崩れたためであり、理由を予測してもあまり役に立たない

テクノロジー株がもっとも下落していて取引量が大きいため、市場全体の発生源となっている可能性がある

  • S&P500の取引量をみるときには、株式市場の指標そのものではなく、ETFであるSPYをみるのがよい
  • 直近では下落にともない取引量は増えているが、2020年6月20日にアメリカの中央銀行であるFRBの発言により下落したときほどは取引量は大きくないため、そこまで、大きな下落にはならないかもしれない
  • NASDAQのETFであるQQQをみると、下落にともなう取引量がコロナショックよりも大きかったことから、現在の下落は大きくなる可能性がある。ボリンジャーバンドの幅が大きいため、ボラティリティが大きい状況だといえる
  • 他の業種のETFと比較して、もっとも取引量が大きいものがQQQのため、テクノロジー株が今回のアメリカ市場の暴落を引き起こしている発生源なのではないかと考えられる
  • ボラティリティ(変動率)の指標であるVIXは数日前から上昇していたため、株式を売る前にVIXをヘッジとして買っていた投資家が多かったのではないかと思われる
  • ボラティリティのボラティリティであるVVIXも上昇している
  • コロナショックの先行指数となっていたVVIX÷VIXのグラフは、チャートのかたちが上昇トレンドから下落に転換していて、MACDが下落に転じ、RSIが50を切ったため、中期的にみて下落をすると思われる

全体的にアメリカ株のポジションは解消し、QQQを空売りするのがおすすめ

  • 短期的には、世界の航空株のETFであるJETSは、下落相場のなかでも小さな下落だったが、上ひげが長く出たかたちのため、一部を売却しておくのがよい
  • 同様に、XLFも少し売っておくのがよい
  • QQQはまだ下落する可能性があるため、空売りしておくのがよい。テスラ株、アップル株はを売るのもよいかもしれない

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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