中国発表でアメリカ株が急落?これから続くのか?
アメリカ株のポジションは全体的に解消し、QQQを空売りするのがおすすめ
アメリカでは株式市場で急落したが、ニュースの記事はあまり当てにならない
- 2020年9月3日は、アメリカでNYダウが約3%、NASDAQが約5%と大きく下落した
- さまざまな理由が唱えられているが、市場が動く理由は、売る人と買う人とのバランスが崩れたためであり、理由を予測してもあまり役に立たない
テクノロジー株がもっとも下落していて取引量が大きいため、市場全体の発生源となっている可能性がある
- S&P500の取引量をみるときには、株式市場の指標そのものではなく、ETFであるSPYをみるのがよい
- 直近では下落にともない取引量は増えているが、2020年6月20日にアメリカの中央銀行であるFRBの発言により下落したときほどは取引量は大きくないため、そこまで、大きな下落にはならないかもしれない
- NASDAQのETFであるQQQをみると、下落にともなう取引量がコロナショックよりも大きかったことから、現在の下落は大きくなる可能性がある。ボリンジャーバンドの幅が大きいため、ボラティリティが大きい状況だといえる
- 他の業種のETFと比較して、もっとも取引量が大きいものがQQQのため、テクノロジー株が今回のアメリカ市場の暴落を引き起こしている発生源なのではないかと考えられる
- ボラティリティ(変動率)の指標であるVIXは数日前から上昇していたため、株式を売る前にVIXをヘッジとして買っていた投資家が多かったのではないかと思われる
- ボラティリティのボラティリティであるVVIXも上昇している
- コロナショックの先行指数となっていたVVIX÷VIXのグラフは、チャートのかたちが上昇トレンドから下落に転換していて、MACDが下落に転じ、RSIが50を切ったため、中期的にみて下落をすると思われる
全体的にアメリカ株のポジションは解消し、QQQを空売りするのがおすすめ
- 短期的には、世界の航空株のETFであるJETSは、下落相場のなかでも小さな下落だったが、上ひげが長く出たかたちのため、一部を売却しておくのがよい
- 同様に、XLFも少し売っておくのがよい
- QQQはまだ下落する可能性があるため、空売りしておくのがよい。テスラ株、アップル株はを売るのもよいかもしれない
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