FXドル円、やっとチャンスがきた？
米ドル円のチャート、ポジショニング、先物を分析すると、円高ドル安になる傾向にありそう
米ドル円（USD/JPY）は、コロナショックには株式市場の暴落とともに下落していた
- 一般的に日本は経常収支が黒字のため、株式市場が下がるときに安全資産として買われ円高ドル安になりやすい傾向にある
- しかし、３月のコロナショックでは株式市場が暴落したにも関わらず、さまざまな相場が下がり追証や強制決済をされて現金が必要になったため、アメリカドルに換金する動きが進み、円安ドル高になった
- その後はレンジ相場になり、旗型のパターンのチャートを形成している
米ドル円のチャート、ポジショニング、先物を分析すると、下落して円高ドル安になる傾向にありそう
（参考） tradingview
- 天井が下がっている線は３点で支えられているものの、抵抗線は２点で支えられているため下落のトレンドの方が強いといえる
- MACDは下落のトレンドを示している
- 出来高がそこまで大きくない
- 一目均衡表をみると、ここ１週間で雲の下に向かっているため下落の可能性がある
（参考） Investing.com
- 米国商品先物取引委員会が公開している投機的ネットポジションをみると、円を買っているポジションが多く円高に進むと予想している人が多いと考えられる
- しかし、直近ではポジション量が少なく、上下幅が小さいため、そこまで大きな差ではない
（参考） tradingview
- アメリカドルを他の通貨の比率で割り戻したDXYのチャートをみると、コロナショックの際の抵抗線であったラインをちょうど下回ったところで、強い下落の傾向があるといえる
- 現在のスポット価格に対して、先物がコンタンゴとバックワーデーションのいずれを形成しているかをみてみても、そこまで価格に大きな差がない
米ドル円を少し売るのがおすすめ。105円まで下落する可能性がある
- 米ドルは106円をさらに下回って、105円のレベルまで下落する可能性がある
- レバレッジをかけるのは、証券会社が手数料で利益を出すためにおこなっていることなのでおすすめしない
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