【2020/6/11】アメリカの中央銀行のFRBが強い発表をしなかったため、株式市場は下落に転換する可能性がある

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

株バブルの終わり?FRB発言で暴落が始まった?

アメリカの中央銀行のFRBが強い発表をしなかったため、株式市場は下落に転換する可能性がある

FRBが緊急緩和をつづけると発表したことで日経平均株価とNYダウの先物が急落した

  • 2020年6月11日は、日経平均株価が約3%下がった
  • 2020年6月10日のアメリカ市場が閉まっていたため先物が急落している
(参考) Bloomberg
  • 理由は、米連邦準備理事会(FRB)が少なくとも2022年末までゼロ金利を維持する長期の金融緩和方針を表明したため
  • 長短金利操作をおこなうと発表した
  • また、これまでは政府に対して金融政策を要望していたが、今回は強い要望はなかった

S&P500とラッセルズのテクニカル分析をすると下落する可能性がある

  • NYダウの先物をみると、2020年6月11日は約3%ほど下がってニューヨーク市場がオープンするだろう
  • S&P500はチャートのかたちをみるとこれまで窓を開けて上がっていたため、下落をしはじめると窓を埋めて大きく下落する可能性がある
  • VIX(ボラティリティ)の割合で、「再来月のVIXの先物」÷「今月のVIXの先物」を計算すると、これから大きく下落する可能性がある
  • コロナショックでは現金不足になりドルが上昇したが、現在のドルはそこまで動いていないためまだ予想の根拠にはならなさそう
  • プットコールオプションで、プット(下がる予想)とコール(上がる予想)の割合をみると、まだ予想の根拠にはならなさそう
  • 中小企業のインデックスであるラッセルズをみると、2020年6月10日時点で約3%下がっており、下落時に取引量が大きく、MACDとストキャスティクスが下落を示している

今日明日で下落しはじめると、大きく暴落する可能性がある

  • 中央銀行の発表は過去から株式市場のトレンドの転換点になることが多いため、これから下落に転じる可能性がある
  • 直近の数日で株式相場が下がり、アメリカドルが上がりはじめた場合には、その後に下落が長引く可能性がある
  • 下落の可能性が出てきたため、利益の出ているものの利益を確定するか、下落へのヘッジのために空売りを少し強めておくのがよい

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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