【2020/4/19】コロナショックの暴落では、向こう1ヵ月間では2番底はなさそう

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

日経平均の2番底はいつ? Stock Market will Retest the Low? 高橋ダン Dan Takahashi 04/19/2020

コロナショックの暴落では、向こう1ヵ月間では2番底はなさそう

TOPIXをみると、コロナショックでの暴落から半分まで回復してきた

  • TOPIXは2020年3月17日に1,213で1番底をむかえたが、現在は約半分まで回復した
  • ニューヨーク市場に連動しているため、ニューヨークで新型コロナウイルス感染症がはじまってから急落し、新規感染者数がおさまってきたことから回復してきている

暴落のレベルまで再び落ちる2番底は、人によってあるという人とないという人がいる

  • 2番底とは、1番底をむかえたあとに、再度底に向かうこと
  • 投資家により、2番底を迎えるという投資機関も、迎えないという投資機関もどちらもいる
  • 相場は人の感情で動くので、投資家たちがどのように考えているかを知っておくことが大事

先物のVIXは現在のVIXよりも落ち着いているため、今後1ヵ月以内での大きな変動はなさそう

  • 日経平均株価では、5年間でみて売買のポジションはそこまで大きくないが、それは他の指標に引きづられているためと考えられる
  • 現在、日経平均株価はドル円には連動していないため、ニューヨーク市場と連動していると考えられる
  • VIX(ボラティリティ)は株式指数の前に動くが、3月17日に株式市場が1番底を迎える前にも、2月28日にVIXは底をむかえていた
  • 「5月の先物のVIX÷現在のVIX」で計算すると、2020年3月に0.63となったが、過去15年でみると、リーマン・ショックと2015年8月に2回あっただけだった
  • 現在はそれよりも落ち着いているため、相場も落ち着くと予測される
  • 「5月の先物のVIX÷現在のVIX」のRSIも、3月はリーマン・ショックを超える冷え込みだったが、直近では回復しているため、1ヵ月以内には冷え込みはなさそう
  • プット・オプションとコール・オプションの比較でも、リーマン・ショック以来の上下幅よりも直近ではおさまっている

2番底が来るか来ないかのタイミングよりも、その後のトレンドをみて市場に入るのがよい

  • 2番が来るか来ないかを気にしてタイミングを狙うのではなく、トレンドができたときに、上昇の波に遅れて上がる銘柄や、株式以外の商品を狙うのがよい

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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