【2020/4/1】短期的に見ると、投資会社のポートフォリオの見直しの影響で米国株が少し回復しそう

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

NYダウここから上がる? US Stocks Going Up from here? Dan Takahashi 高橋ダン

短期的に見ると、投資会社のポートフォリオの見直しの影響で米国株が少し回復しそう

米国株の市場では、昨日は3月末日で1Qが終わった日だったので下がったのではないか

  • NYダウは1ヵ月前に約30%の下落をしたが、先週に約10%の回復をしていた
  • 3月末日はちょうど1Qが終わった日だったため、投資家との契約の更新タイミングの都合で、投資会社がポートフォリオを変更するために、株式を売却した可能性がある
  • これからポートフォリオを見直して、買い戻しにより相場が回復する可能性がある

NYダウのチャートをみると、MACDが変わり回復の兆しがみえてきた

  • 現在の値は21,917。先物は3.2%下がっている。上昇の週足が下落を包んでいる大きさのため、大きく上昇の可能性がある
  • NYダウの週足で10年移動平均線をみると、MACDでは早い移動平均線が遅い移動平均線を上にクロスしたため、回復の兆しがあるといえる

VIX(ボラティリティ)をみると、変動の激しさは落ち着いてくる見込み

  • VIX(ボラティリティ)を、週足でみると、MACDとRSIが下降してきているため、変動の激しさは落ち着いてくる見込み

米国債券は回復しそうだが、まだ落ち着かない状況

  • 米国債は他に比べて金利が高かったため、10年間の米国債は長期的に上がってきている
  • 国債は株式と逆に相関するはずだが、そこまで下がっておらず、国債の購入に現金が戻っている
  • 米国の中央銀行であるFRBや日本の中央銀行である日銀も、米国債を購入しているのかもしれない
  • 米国債はまだ上がっていく様子のため、米国株はそこまで大きくは回復しないと考えられる

高橋ダンさんのおすすめは、短期的にはラッセルのETFの購入

  • 米国株のインデックスとしては、NYダウ、S&P500、NASDAQ、ラッセルの4つがある
  • ラッセルは中小企業の時価総額に連動する指標
  • ラッセルは他の指標と比べて、唯一10年移動平均線よりもすでに下回っているため、回復する可能性がある
  • 初心者はETFへの投資がよい。最も取引量が多いのはiSharesが提供しているIWM
  • リスクのある先物は初心者にはおすすめしない

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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