Categories: 不動産業界

不動産管理会社のバーチャル口座活用術

クレジットカード決済が普及した現在でも根強い人気を誇る決済方法が銀行振込です。一方で、銀行振込は入金の照合作業が必要となる手間のかかる決済方法であり、照合時に人的ミスが起こりやすい問題があります。何百世帯を管理する不動産管理会社にとっては、1世帯ごとの入金状況を確認するのは大変な作業ともいえます。

そこで今回は入居者のニーズとして根強い銀行振込を維持したまま、経理担当者の入金照合作業を省略するバーチャル口座の導入について解説していきます。

新サービスの導入は何かと面倒なことが付きものですが、バーチャル口座の導入費用は0円であることが多く、月額費用も1,000円程度と手頃な料金形態となっています。バーチャル口座は大きくシステムを変えることなく、既存サービスの改善を図りたい不動産管理会社におすすめです。

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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