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【2020/9/15】割安になったプラチナのETFであるPPLTを買い、割高になった金のETFであるIAUまたはGLDを売るのがおすすめ

目次

【やっとチャンスが来た】ゴールドとプラチナ?

割安になったプラチナのETFであるPPLTを買い、割高になった金のETFであるIAUまたはGLDを売るのがおすすめ

金や銀、プラチナなどの貴金属は古くから親しまれているが、株式指数や通貨供給量と比べて割安になっている

  • 金、銀、プラチナは貴金属である元素だが、お金としても装飾品としても使用されている
  • 古くはエジプトで5000年前から使われている
(参考) Wikipedia
  • 地球上での量をみると、金は7番目、プラチナは8番目に少ない
  • 貴金属のなかで有害でなく安全な元素であり、手に入れやすいものである特徴がある
  • 毎年、金は3,000トンが生産されているが、プラチナは172トンしか生産されていない
  • 長期投資のポートフォリオのなかで、貴金属を20%~40%を貴金属としてもつことをおすすめしている
(参考) commoditytrademantra.com
  • コモディティ商品をアメリカの株式指数で割って比率をみると、コモディティ商品は過去40年のなかで最も割安となっている
(参考) macrotrends
  • 金の価格をアメリカドルのマネーサプライ(通貨供給量)で割って比率を出すと、過去100年間でみても金は割安となっている

金の価格は短期的には上昇しているが、プラチナは上昇しておらず出遅れている状況

(参考) tradingview
  • 金の先物を月足でみると、2015年に底を打って、2019年頃から大きく上昇してきている
  • MACDは上昇トレンドを示している
  • RSIは過去にも同様に高い水準にはあったが、直近では高い水準になったばかりのため、短期的には安定してからその後中長期的に上昇する可能性がある
  • ボリンジャーバンドの幅が大きいため、テクニカル分析は有効に機能していると考えられるため、上昇トレンドとなっているといえる
(参考) tradingview
  • 銀の先物を月足でみると、上昇をしているものの金の先物ほどに過去の最高値までは上昇しきっていない
(参考) tradingview
  • プラチナの先物を月足でみると、ほとんど回復していない
  • ポジションを分析すると、金は少しポジションを持たれているが、プラチナはあまりポジションを持たれていない
(参考) tradingview
  • また、「金の価格」÷「プラチナの価格」の比率をみると、金の価格は平均的にプラチナの1.2倍であったものから、直近では2倍にまで割高になってきてしまっている
(参考) tradingview
  • 金はすでに銀に対しては割高なところから割安に転じているが、プラチナに対しては割高には転じていない
(参考) tradingview
  • また、「金の価格」÷「プラチナの価格」を日足でみると、チャートのかたちが下落トレンドとなっていて、MACDも下落をしめしているため、短期的にプラチナの価格が上昇する可能性が高い
(参考) tradingview
  • 金とプラチナは、相関が出てきているため、金の上昇と連動してプラチナも上昇する可能性がある
  • また、金で利益を出した投資家が、利益を確定してこれから割安なプラチナにシフトしていく傾向にあると考えられる

割高になった金のETFであるIAUまたはGLDを売り、割安になったプラチナのETFであるPPLTを買うのがおすすめ

  • 金や銀、プラチナは長期投資の観点では毎月積み立てていくことがおすすめだが、金が割高になり、プラチナが割安になったことから、金を一部売り、その同額でプラチナを買うことでポートフォリオをリバランスすることがおすすめ
  • プラチナは、プロや経験者であれば先物で買うこともできるが、プラチナのETFであるPPLTを買い、金のETFであるIAUまたはGLDを同額分売るのがおすすめ

※筆者注:国内の証券会社では、プラチナのETFであるPPLTは取り扱っていない可能性があります。SBI証券と楽天証券では、純プラチナ上場信託(1541)、WisdomTree 白金上場投信(1674)の2種類しか取り扱いがないようです。個人的には、海外にも取扱所があり、世界的に取引量の多いWisdomTree 白金上場投信(1674)がよいのではないかと思います。

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。