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経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの生い立ちと経歴
Wikipediaなどがありませんでしたので、個人のSNS(Linkedin、Twitter、Facebook、Instagram、)や公式サイト、ブログ、掲載されていた雑誌などからまとめました。
また、2020年9月16日には、初の著書である書籍『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』を出版予定です。
書籍の内容については、こちらもご参考ください。
生い立ち
- 父はアメリカ人、母が日本人
- 両親が東京大学に在学中に東京都文京区で生まれた。父親はハーバード大学で博士課程をとっている
- 国籍は日本。現在は豊島区に在住で年齢は34歳(2020年4月時点)
- 10歳まで日本で育ち、その後、アメリカへ
- アメリカのアイビーリーグの名門校であるコーネル大学を首席グループ(magna cum laude)で卒業
- 60ヵ国を旅して、6ヵ国に移住したことがある
- 現在、結婚しているかは不明。ベジタリアンで料理も趣味
- モットーは「日本をより良くしたい」
- 納豆とカラオケが大好き。夢がある人は皆友達
投資家としての経歴
- 投資歴は11歳から。祖父母からお年玉としてもらった10万円を、当時GE(ゼネラル・エレクトリック)に務めていた父親のすすめで米国債券に投資したのがきっかけ
- 19歳からはトーレーディングフロアでアシスタントしてデビュー。以来ウォール街にて11年間働く
- 23歳からは通常の給料を受け取らずに投資の実績で生計を立てている
- 26歳で自分のヘッジファンドを立ち上げ、30歳で売却
- 投資での活躍が評価され、『THE TOP 100 MAGAZINE』の2020年春版にて、2019年の「THE TOP 100 PEOPLE IN FINANCE」に選出された
- 得意分野はデリバティブ(金融派生商品)投資
- 2007年1月から2008年9月までは、モルガン・スタンレー(アナリスト)
- 2008年9月から2012年12月までは、FIRST NEW YORK(資産運用責任者)
- 現在も世界中のプロの投資家たちと連絡をとりあっている
起業家としての経歴
- ヘッジファンドの売却後は、起業に集中するためにシンガポールに移る
- 現在もいくつかの新しいビジネスに注力
- 2017年8月から現在まで、インドネシアでの金属鉱山事業「IMP MINERALS社」の代表取締役
- ベトナムで不動産投資などをおこなう事業「DKO Capital Pte社」創業者
- 2015年4月から現在まで、シンガポールでの希土類金属(レアアース)取引をおこなう事業「Indigo Precious Metals Group社」創業者
- 2019年6月から現在まで、オーストラリアでの生分解性の環境に優しいバッグ事業をおこなう「Cassava Bags社」創業者
- 日本のフィンテック住宅ローン事業も手掛ける
- 他にも、シンガポール、香港、ロンドンの投資会社のアドバイザーを務める
高橋ダンさんのYouTuber(ユーチューバー)としての活動
- YouTubeでの主なテーマは、経済、ビジネス、金融、投資、起業家、政治、人生アドバイス
- とくに海外の英語ニュースを中心に、自身の海外生活や金融業界での経験を踏まえて日本語で紹介することに注力
- 現在、経済投資youtuber事務所「Zeppy(ゼッピー)」に所属
- 投資の知識をYouTubeでシェアする活動をしている
- 東京大学の投資サークルなどでもゲストスピーカーとして登壇
- 現在の資産総額は非公開。日本に移るときに両親に全額を譲渡したとのこと
高橋ダンさんの人柄
5chのサイトなどで、怪しいと思う方や、何者なのかと評判を気にするコメントがありましたが、悪い印象は感じませんでした。むしろ、高学歴でイケメンと言われているのと同じぐらい、素敵な方だと思います。
- 誠実、謙虚。否定しない
- 広告などの目的ではなく、何かを売り込もうとも思っていない中立的な立場
- 資産運用の結果を公表して再生数を伸ばすような方法は好まない
- 誰かに良いと思われそうなこと(耳障りのいいこと)ではなく、自分が良いと思うことを本音で話す
- 初心者に対して何もしないようにと、本心から同じ注意を繰り返す
- できるかぎり、その日に起きたことや感じたことをそのまま伝える
- 一度伝えたことが時間の経過にともない変更されたときには、最新の情報を伝える
- 予想が的中しても浮かれない。浮かれたら相場に足元をすくわれると思っている
- ほぼ毎日のYouTubeへの投稿を欠かさない
- すべてのコメントに目を通している。欲しい情報や不要な情報があれば連絡してほしいと呼びかけている
- 日本への愛がある。感謝の気持ちが強い
- 贅沢な暮らしをしない
- FRBや日本銀行などの中央銀行の政策に対しては否定的
高橋ダンさんのYouTubeを見るときの注意点
初心者は、情報を鵜呑みにせず勉強に徹する
- 予想が的中しているからといって、初心者がわからずに手を出すのは危険
- 自分の取引経験や性格、ライフスタイルをもとに自分の投資スタイルを確立すること
- ペーパートレードや、デモトレードで経験を積むのがよい
- とくに激しい相場では、何もしないほうがよい(ウォール街のプロたちも何もしていないことが多い)
毎日相場が変わるので、情報や判断基準も毎日変わる
- 似ているテーマの内容であっても、中身は日々変わっている
- 最新の動画から見ることがおすすめ
- 過去の動画からは考え方を学び、次の機会にいち早く役立てられるようにする
できるかぎり短期ではなく、中長期の投資がおすすめ
- 短期か中期か長期化によって、売買の判断は異なる
- 相場が変わりこと、またテクニカル分析に強いアルゴリズム勝負ではなく、人間的なアートの力が活かせるのは中長期のトレードであるため
- 「短期」の定義…1週間以内。おもに日足で分析する
- 「中期」の定義…1週間から6ヵ月間。おもに週足で分析する。相場が激しいときには日足を使うこともある
- 「長期」の定義…6ヵ月間以上や1年間以上。おもに月足で分析する
高橋ダンさんが情報源にしているニュースサイト
- 日本経済新聞
- Bloomberg(世界のマーケット情報)
- Bloomberg(世界のニュース)
- CNBC
- TRADING ECONOMICS
- Financial Times
- Wall Street Journal
- Market Watch
- POLITICO
- Washington Post
- Yahoo Finance
- Google News
高橋ダンさんが使用しているトレーディングツール(チャートソフト)
- 10年間以上の長期間、500週移動平均線(10年移動平均線)の表示ができる高機能なツール「Trading View」
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