書籍『未来は5マスで考える』好評発売中!!

【2020/4/16】不動産市場は株式市場が底を迎えて1~2年後に買いどきになりそう

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

不動産投資・今がチャンス⁉ Is Now an Opportunity in Real Estate⁉ Dan Takahashi ダン高橋

不動産市場は株式市場が底を迎えて1~2年後に買いどきになりそう

高橋ダンさんの不動産の購入経験

  • 不動産で財を成している人が多かったため、興味を持った
  • 頭金25%で、ローンを75%借りて、金利2~3%(アメリカでは低金利のうち)で借りていた
  • 2010年にコネチカット州の大学の近くの物件を買ったが、3年間で50%値上がりした。ローンを借りたため、手元の現金を3倍にできた。その後、近所に3つの物件を追加した
  • ベトナム、インドネシア、マレーシアにも物件を買った

不動産には、景気に左右されづらい居住用と景気に左右されやすい商業用の2種類がある

  • 不動産は、おもに居住用と商業用の2種類に分かれている
  • 商業用はに、事務所や店舗、工場、観光地などたくさんの物件がある
  • 小規模の商業用の物件は、株価が下がると連携して下がることが多い
  • コンドミニアムなどの土地がついていない物件も、供給が多いことから株式市場と連携して変動しやすい
  • 土地がついている居住用の戸建ては景気に左右されづらい

アメリカの不動産市場は、株式市場が底を迎えてから2~3年後に底を迎えた

  • アメリカの不動産価格を調べるときには、アメリカの中央銀行の1部署であるFREDのデータが参考になる
(参考) FRED
  • アメリカの前回の景気後退だったリーマン・ショックは2008年~2009年におきたが、アメリカの不動産の平均価格は2011年~2012年に下がった
  • 株式市場は2009年3月が底だったが、不動産市場は2011年に底になったため、2年間の遅れがあった

ヨーロッパの不動産市場も、株式市場が底を迎えてから2年後に底を迎えた

(参考) TRADING ECONOMICS
  • 2010年のユーロ危機では、ヨーロッパの株式市場は2012年に底を迎えたが、ヨーロッパの不動産市場は2014年に底を迎えた
  • ヨーロッパでも2年後に不動産価格が下がった

日本の不動産市場は、株式市場が底を迎えてから1~2年後に底を迎えた

(参考) TRADING ECONOMICS
  • 日本の株式市場は2012年が底で、日本の不動産市場は2013年が底だった

不動産市場は、株式市場が底を迎えた1~2年後に底を迎えるだろう

  • アメリカ、ヨーロッパ、日本での傾向をみて、不動産市場は株式市場が下がってから1~2年後に底が来ている
  • まずは株式市場が底を迎えるまで待つ必要がある。不動産投資は勉強や物件を探すのに半年は時間がかかるので、早めに準備をしておくべき
  • 前回のリーマン・ショックで利益を出した人が、再度利益を出すために早めに底が来て上がっていくかもしれない

高橋ダンさんの最新のYouTube動画

高橋ダンさんの最新の動画はこちらからご覧ください。

高橋ダンさんのYouTube動画と投資の勉強ノートまとめ

世界の金融市場

世界のニュース

心得

記事をシェアしよう
ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。