経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
経済ヤバイ、PMI暴落? Japan Economy PMI Crash? [ENGLISH & 日本語] 高橋ダン Dan Takahashi
先行指標のPMIをみると、日本のGDPは-8%~-16%の間になるのではないか
PMI(購買担当者景気指標)は、民間の購買担当者の回答をもとにしたGDPに先行する指標
- PMI(Purchasing Managers’ Index)は購買担当者景気指数といわれ、製造業とサービス業の2種類がある
- 400の会社にアンケートをおこない、民間の購買担当者が受注や受注残、生産や雇用、価格や購買数量などに上昇、下落、変化なしで回答し、これらの指数に一定の重みをつけて計算している
- 50以上は好景気、50以下は不景気といわれている
- GDPなどは3ヵ月に一度の計算だが、PMIは毎月計算されているため、変化の激しい時期にも先行指標として参考にすることができる
- 製造業は歴史が古いが、サービス業は2013年ごろから導入されている
今日発表されたPMIでは、製造業もサービス業も下落している
- 製造業とサービス業では対象としている業界や会社が異なるため、横比較はせずに時系列で比較する
- 製造業のPMI(購買担当者景気指数)は下落しているが、2009年のリーマン・ショックほどは下がっていない
- サービス業のPMI(購買担当者景気指数)は下落しているが、2013年から計測しているため、リーマン・ショックとの比較はできない
PMIとの相関からGDPの予測をすると、-8%~-16%になると予想できる
- アメリカやヨーロッパでみても、これまでPMIはGDPと相関してきた
- 日本のPMIから予測すると、来週ごろに発表される日本のGDPは、-8%~-16%になるだろう
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