書籍『未来は5マスで考える』好評発売中!!

【2020/4/23】先行指標のPMIをみると、日本のGDPは-8%~-16%の間になるのではないか

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

経済ヤバイ、PMI暴落? Japan Economy PMI Crash? [ENGLISH & 日本語] 高橋ダン Dan Takahashi

先行指標のPMIをみると、日本のGDPは-8%~-16%の間になるのではないか

PMI(購買担当者景気指標)は、民間の購買担当者の回答をもとにしたGDPに先行する指標

  • PMI(Purchasing Managers’ Index)は購買担当者景気指数といわれ、製造業とサービス業の2種類がある
  • 400の会社にアンケートをおこない、民間の購買担当者が受注や受注残、生産や雇用、価格や購買数量などに上昇、下落、変化なしで回答し、これらの指数に一定の重みをつけて計算している
  • 50以上は好景気、50以下は不景気といわれている
  • GDPなどは3ヵ月に一度の計算だが、PMIは毎月計算されているため、変化の激しい時期にも先行指標として参考にすることができる
  • 製造業は歴史が古いが、サービス業は2013年ごろから導入されている

今日発表されたPMIでは、製造業もサービス業も下落している

  • 製造業とサービス業では対象としている業界や会社が異なるため、横比較はせずに時系列で比較する
(参考) TRADING ECONOMICS
  • 製造業のPMI(購買担当者景気指数)は下落しているが、2009年のリーマン・ショックほどは下がっていない
(参考) TRADING ECONOMICS
  • サービス業のPMI(購買担当者景気指数)は下落しているが、2013年から計測しているため、リーマン・ショックとの比較はできない

PMIとの相関からGDPの予測をすると、-8%~-16%になると予想できる

(参考) IHS
(参考) IHS
  • アメリカやヨーロッパでみても、これまでPMIはGDPと相関してきた
(参考) ISH
  • 日本のPMIから予測すると、来週ごろに発表される日本のGDPは、-8%~-16%になるだろう

高橋ダンさんの最新のYouTube動画

高橋ダンさんの最新の動画はこちらからご覧ください。

高橋ダンさんのYouTube動画と投資の勉強ノートまとめ

世界の金融市場

世界のニュース

心得

記事をシェアしよう
ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。