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【2020/4/24】シグナルが弱く相場の変化がわからないときには、何もしないのがよい

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

日本株のチャンス? Opportunity in Japan Stocks? [高橋ダン Dan Takahashi] ビデオ概要は下記です❗ Video Summary is Below❗

シグナルが弱く相場の変化がわからないときには、何もしないのがよい

TOPIXをテクニカル分析でみると、少し下落傾向だが強く動きそうではない

  • 日本とアメリカは、コロナショックの暴落で30%ほど下がり、その後に半分ほどまで回復してきているところ
  • 直近ではTOPIXは1,410~1,440の間で小さく上下しているところ
  • MACDでみると、早い移動平均線が遅い移動平均線をなだらかに抜かしているため、少し下落の傾向を示している
  • RSIは上下しておらず、トレンドがわからない
  • ストキャスティクスは、MACDが分かりづらいときに使うのがよいが、早い移動平均線が遅い移動平均線を抜かしていることと、加熱しているところから下がりはじめているため、少し下落の傾向を示している

原油、債権、VIX(ボラティリティ)をみると、それぞれ異なる傾向を示している

  • 他の商品の動きを見ることで、日本株の動きを予測することができる
  • 原油は、5月の先物では一時的な暴落があったためあまり参考にならない。7月の先物をみると、これから上昇しそうなため、米国株や日本株が上昇する可能性がある
  • アメリカの国債債券は、他の商品よりも安定しながら上昇している安全な商品といわれている。世界の基準通貨で利回りも高いため
  • 株式市場が回復するときには、通常は下落するが、アメリカの中央銀行のFRBが緊急緩和でアメリカの債券、社債、コマーシャルペーパー(無担保の約束手形)、ジャンク債(格付けの低い債券)を買っているため、あまり変化がない
  • アメリカの国債債券は、MACDやストキャスティクスが下落傾向を見せているため、債券が下落する可能性がある。債券が下がるときは株式市場が上がる可能性がある
  • VIX(ボラティリティ)をみると、MACDとストキャスティクスが上昇の傾向を示しているため、相場が不安定になりやすく、下落する可能性がある
  • ニューヨーク市場をみても、MACDは少し下がりそう、ストキャスティクスは少し上がりそうで、どちらかがわからない

シグナルが弱く相場の変化がわからないときには、何もしないのがよい

  • 相場がわからないときには、何もしないのがよい
  • 株を持っている人は、手元の1/4ぐらいを売ってもいいかもしれない

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弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。