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【2020/6/26】高配当株を買って持つだけよりも、トレンドに乗り短期で売買をする方が利益を出しやすい

目次

【株投資】金が金を生む米国株高配当マネーマシンは【誤解だ⁈】

高配当株を買って持つだけよりも、トレンドに乗り短期で売買をする方が利益を出しやすい

高配当株を買って持ちつづけ、配当を再投資するのがよい投資方法だという風潮がある

(参考) TOPFOREIGNSTOCKS.COM
  • 世間では投資の王道として、S&P500を買い配当を再投資をするのが正しいという意見が多い
(参考) ETF.com
  • また世界の高配当のETFをみると、SMHBFDDEFASSDIVFGDなどが人気である
  • 日本でもJ-REITなどが高配当だとして人気となっている
(参考) Seeking Alpha
  • しかし、ポジションは持ちつづけるよりも相場のトレンドにあわせて売買したほうが利益が出る

Final Sharpe Rotation Strategy:

CAGR %Sharpe RatioVolatility %Draw Down %
S&P 500 Buy and Hold8.45%0.5119.57%55.44%
Rotate SPY, EFA, GLD
Based on Sharpe Ratio Strength
15.8%0.8619.24%46.24%
Rotate SPY, EFA, GLD
Based on Sharpe Ratio Strength +
Cash Filter (NASDAQ:SHY)
18.24%1.0717.09%24.87%
Rotate SPY, EFA, GLD
Based on Sharpe Ratio Strength +
Cash Filter (NASDAQ:TLT)
20.94%1.1617.75%24.44%
(参考) Seeking Alpha

配当利回りのリターンだけでなく、リスクを考慮したシャープレシオ(効率係数)が重要な指標

  • 配当利回りのリターンだけに注目するのでは、大きなリスクがある場合がある
  • 多くの場合は、リターンだけに目がいってしまい、大暴落で資産を減らすと売ってしまい、損失のほうが大きくなってしまうことがよくある
  • 暴落によるリスクを防ぐために、リスクを考慮したシャープレシオ(効率係数)をみて投資をするのがよい
Sharpe ratio
(参考) ROBECO
  • シャープレシオ(効率係数)は、リターン÷リスクで計算されている
  • 値が1以上であればOK、2であればよい、3であればかなり優秀といわれている
(参考) SSRN
  • イエール大学のWilliam N. Goetzmann氏の研究によると、インデックスファンドよりもデイトレードの方が成績がよかったというデータがある
  • 株式をただ買って持つだけではなく、シャープレシオをみながらリスクを回避することが、投資では重要である

短期投資と長期投資の間を取るのが、リスクと精神的なストレスを下げるよい投資方法といえる

  • 買って持つだけでは、そこまで利益が出ないにもかかわらず、大暴落が起きたときの精神的なストレスが大きい
  • 一方で、デイトレードの方が利益が出るものの、日々の精神的なストレスが大きい
  • そのため、間を取るのがおすすめ
  • 特に、市場が乱高下しているときには、デイトレードの方が利益が出る場合が多い
  • 自分のストレスの具合に合わせて、短期の取引と長期の取引の割合を決めるのがよい
  • 初心者におすすめは、投資資金の10%を短期の投資にあてて、90%を長期の投資にあてること

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

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2020年9月16日には、高橋ダンさんの初の著書である書籍『世界のお金持ちが実践するお金の増やし方』が出版される予定です。

書籍の内容については、こちらもご参考ください。

経済投資YouTuber高橋ダンさんのYouTube動画まとめ

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。