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【2022年版】宅建士独学勉強ノート(宅地建物取引業)

・宅地建物取引業

宅地または建物取引としておこなおうとする場合は、宅建業の免許を受ける必要がある

・宅地とは

現在、建物が建っている土地(たとえ将来は建物以外になる目的であったとしても)
建物を建てる目的で取引する土地
 ※将来建物を建てる目的であれば、登記簿上の地目とは関係ない(たとえば山林を取得したとしても、別荘を建てる目的であれば宅地扱いとなる)
 ※共有会員制のリゾートクラブ会員権(宿泊施設等のリゾート施設の全部又は一部の所有権)も建物の売買として扱う
用途地域内の土地
 ※ただし、公園、広場、道路、水路、河川などの公共施設は除く

※たとえば、ソーラーパネルを設置するための用途地域外の土地は宅地には該当しない(業として媒介する場合でも宅建免許は必要ない)

・地目(23種類)

宅地牧場原野塩田
鉱泉地池沼山林墓地境内地運河用地
水道用路用悪水路ため池井溝保安林
公衆用道路公園鉄道用地学校用地雑種地 

・取引とは

 売買・交換賃貸・転貸
自ら当事者
代理
媒介(斡旋)

※自ら転貸借も取引には含まれない。転貸借は又貸しのことで、サブリースとも呼ばれる

※管理や建築請負は取引に含まれない

※自ら貸主や自ら転貸の際は宅建業法が適用されないため、通常では宅建業法違反にあたるものが適用されない(帳簿への記載義務や、重要事項説明義務、37条書面の交付義務、許可・確認前の広告など)

※自らのマンション(宅地)を不特定多数に反復して分譲するのであれば、たとえ代理に委託する場合でも自身も免許は必要

※たとえ不特定多数の宅地を購入する場合でも、転売を目的にするのであれば免許は必要

※代理は一方のみに肩入れする立場

・業とは不特定多数に反復継続しておこなうこと

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。