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読書ノート『金持ち父さんの投資ガイド 入門編』

金持ち父さんの投資ガイド 入門編(読書ノート)

金持ち父さんの投資ガイド 入門編

  • 金持ちのする投資とは、一般の人がほとんど耳にしない投資、経済専門誌に取り上げられるような投資、投資ブローカーとの相対(売方と買方が数量や金額を契約して取引する売買のこと)の投資
  • 自ら進んで学び、先入観に捉われない柔軟な考えをもつこと
  • 世界では上位10%のお金持ちが90%の資産を手にしている
  • 多くの人は「金持ちは貧乏人から搾取する」、「お金に興味がない」、「投資は危険だ」と言って逃げている
  • 金持ちになるのに必要なのはお金ではない。富は預金金額では測れない
  • 株式でも不動産でも、ビジネスに投資することになる
  • 最もよい投資は、買う側ではなく売る側になること。自分でビジネスをおこしてオーナーになり、そのビジネスに投資してもらうこと
  • 自分のアイデアで、多くの人が買いたいと思う投資商品を生みだす
  • 多くの投資家は投機家で、買って待って祈るだけの、恐怖と願望のギャンブルをしているだけ
  • 相場が上がっても下がっても儲ける方法がある
  • 4つのクワドラントに分けて考える。E:エンプロイヤー、S:スモールビジネス、B:ビジネスオーナー、I:インベスター
  • お金持ちは税金の抜け道を知っている
  • お金持ちの投資家は、リスクを背負い、分散ではなく焦点をしぼり、負債を自分の有利なように増やし、もっと金持ちになるために支出を増やし、仕事をつくり、自分の技術を磨き、より多くのリスクを背負えるようになるためにはどうしたらいいかを考える
  • 一般の人は表面的なことしか考えない。表と裏を同時に考えるべき、より安全になるように考えるときには、より危険になることを考え、負債を減らすことと同時に、増やす方法も考える
  • 自分が十分だと思う金額を定義しておく。お金が有り余ったときのプランを考えておく。そうしないと余分なお金はなくなり、そのプランにとどまってしまう
  • リスクを恐れて挑戦できないのはいけない
  • 表面的な安全を求めて、裏の不安を知らずにおびえても仕方がない
  • お金持ちの世界の存在を信じて、納得して、自分に言い聞かせる。貧乏なのは、貧乏になる世界しか知らないからだ
  • 自分自身をコントロールする力をもつ。よく学び、準備する
  • 最初の100万ドルをつくるのが一番大変だが、一度100万ドルを持てば、あとは自分のためにしっかり働かせればよい
  • 一般的な人にはできない、お金持ちにしか出来ない投資がある
  • 一般投資家は証券取引委員会の定めた法律によって、条件の悪い取引をさせられている
  • お金持ちにしかできない投資には、最低投資額や適格投資家の条件がある。非登録証券や私募債の目論見書、1933年証券取引法の免責事項、私募債、不動産シンジケート、リミテッドパートナーシップ、新規公開前の株、新規公開株式(IPO)、サブプライム融資、合併・買収(M&A)、創業期企業への貸付、ヘッジファンド、ベンチャーキャピタル投資をみて、投資の良し悪しを見極める能力を身につける必要がある
  • 洗練された投資家がもっているのは、教育、経験、ありあまるお金
  • 投資は自転車に乗るのと同じこと。自転車にはリスクがあるが、学ぶだけではなく経験しないことには乗りこなせるようにならない
  • お金持ちのする投資を学ぶために、自分のビジネスをおこす。ビジネスをおこすことを学び、自分のビジネスを通して投資する
  • 会社員として会社から給料をもらうことに中毒になってしまってはいけない。ただ給料が必要だからという理由で、仕事による安定にしがみついて一生を送ってしまってはいけない
  • 大抵の人は、不快や不安があるのであれば、お金持ちにならなくていいと考えている
  • 安心と快適さを求める人は、手っ取り早く、簡単で、危険のない、楽な方法を探してしまう
  • 簡単にお金を手に入れても、すぐに使ってしまうもの。宝くじの当たった人は儲けた分をそのままなくしてしまう。お金を生むエンジンを理解しないと、エンジンが壊れたときに修復や調整をすることができない。その方法を学んでいない場合は、お金持ちの息子でもお金持ちを再現することができない
  • お金持ちになるためには、快適さを犠牲にする勇気をもつ必要がある。快適になるためには、安心を犠牲にする勇気もつ必要がある。安全を必要とすれば、不足が生じる
  • お金がないことを言い訳にしてはいけない
  • お金やビジネスに関する高いスキルを身につけ、他人と協力する能力がある人は、お金持ちになれる
  • 買うお金がないと考えるのは表面的で、買うためにどうすればいいかを考えるのは裏までみた考え方。両面で考えることが重要
  • 感情は人生をコントロールする影響力がある。お金に関することでパニックになると、大抵の人は自分の人生を支配されてしまう
  • 心配することは時間の無駄。心配は解決しようとする自分の邪魔になる
  • お金の問題は、お金がないことか、お金があり余っているかの2つ
  • ストラドル取引(アービトラージ取引、2種類の商品間の価格差を利用した取引)
  • 株式には、普通株式、優先株式、ワラント株式、小型株、優良株式、転換株式、IT株、工業株などがある
  • 不動産には、戸建、オフィスビル、店舗、集合住宅、倉庫、工場、更地(未使用の土地)、建築制限付更地などがある
  • 投資信託には、インデックスファンド、積極成長型ファンド、業種別ファンド、配当追求型ファンド、クローズドエンド型ファンド、バランス型ファンド、地方債ファンド、国別ファンドなどがある
  • 保険には、終身・定期・変額保険、ユニバーサル・変額ユニバーサル保険、組み合わせ型(定期付き終身保険)、連生保険(被保険者が複数の保険)、非適格退職給付のための保険などがある
  • 投資手法には、買う、待ち続ける、祈る(買い・ロング)、買って売る(取引・トレーディング)、売って買う(空売り・ショート)、オプション売買(取引・トレーディング)、ドルコスト平均法(買い・ロング)、仲介(自己勘定では売買せず)、貯める(コレクション)がある
  • 投資家には偽物がいる。ギャンブラー、投機家、トレーダー、貯蓄家、夢想家、負け犬など
  • 日常に溢れているものはすべて投資の結果である
  • 人によってそれぞれニーズは異なる。そのため車も物も、たくさんの種類が売られている。旅についても、目的が異なりプランが異なる。同じ商品に対してもニーズは異なる
  • 投資はプランであって、商品や手法ではない。目的地に到達できれば自転車にこだわる必要がないのと同様に、不動産だけにこだわる必要もない
  • 還元率、EBITDA(税引き前金利控除前利益)、生産者物価指数をみる
  • ファイナンスリテラシーをあげるために、お金に関する言葉を学ぶ
  • 賃貸用の一戸建て住宅からはじめ、株式を公開していない会社への投資などとステップアップしていく
  • 会計、会社法、税制などに関する言葉を学ぶ
  • 若いことの問題は、年をとった自分を想像できないこと。年をとるほど、お金への考え方を変えられなくなる
  • 若いうちから老後のプランを考え、遺産相続のプランまで考えておくべき。さもなければ政府のプランに従ってしまう
  • 使う言葉を変える。言葉は考えをつくり、考えは現実をつくり、現実は人生をつくる
  • 投資とは市場を出し抜くことではない
  • 投資は方法と戦略から成り立つプランであり、お金持ちになるためのシステムである。プランは単純で自動化できるもの。単調で退屈で機械的なもの。多くの人はプランの単調さに飽きてやめてしまう。人生ゲームのように、家を4軒買って、ホテル1軒と交換していく
  • 複雑なものは避けるべき。考えるほど心配や私情が介入し、利益を妨げてしまう
  • 自分にあったプランは、きちんと時間をかけて、これまでの人生について振り返ることでみつかる
  • 自分が自分の人生に求めているものは何かを考える。他人に頼らずに明確にするのは非常に難しいこと
  • 成功者は他人に意見ばかりを求めず、自分で考えて判断する
  • ファイナンシャルアドバザーに頼っても、自分のファイナンシャルプランを文字にし、定期的に更新する
  • 万が一の保険についても考慮する
  • 目標は30歳までに億万長者になる。45歳までに億万長者になり、経済的に自由になるなど
  • お金の夢を実現させてくれる職種につく
  • ファイナンシャルプランナー、銀行員、会計士、弁護士、ブローカー、会計係、保険代理店、既に成功している師をみつける
  • 失敗から成功の仕方を学ぶ
  • 現状に満足せず、見逃しているチャンスがないかをしっかり考える
  • アドバイザーは、相談者がはっきりした考えを持っていないと、はっきりした見解を示すことはできない
  • まずは安心と快適さのためのプランを立てる。安心は必要最低限の生活、風雨をしのげる家、安全の確保、質素な暮らし、節約。快適さは精神的な贅沢、ランチ、ディナー
  • 収入の範囲内で生活する。万が一のために取っておく。まわりに安易に振りまわされない
  • 自分が人生でどんなことが実現できるかを考えて、自分の可能性を低く見積もっていないかを考えなおす
  • 成長して何をしたいかを考え、成長をしつづける
  • 画家はお金を稼いだ後も絵を描きつづけるもの。お金儲けも楽しめば、やめられない趣味のひとつになる
  • 時間とお金は2つの資産だが、本当に大事な資産は時間。時間には金額があり、買うことができる。お金持ちになるためには、お金よりも価値のある時間に投資しなければならない
  • ケチになって節約や貯蓄に励むほど、お金は価値のある対象物ではなくなる。ケチして金持ちになっても、ケチな生活しかできない金持ちになってしまう
  • 人は単純な長期的プランに従うよりも、自分勝手に急いでお金を増やそうとしてしまい、時間もお金もなくなってしまうもの
  • 投資の勉強やリスクの調査に時間を割くべき
  • 学校では、従業員や自営業者になるための勉強しか教えていない
  • ビジネスオーナーや投資家は、内部でしか知らない情報をもっている
  • 何かが危険だと叫ぶ人は、危険だということで安心して、それ以上の勉強をしようとしない
  • 会社で最も多い出費は従業員の給料と年金
  • 従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家のすべてのお金の稼ぎ方、儲け方を学ぶ
  • 投資をして失敗をしても自分で責任がとれるようになるまで、時間をかけて勉強をする。危険を背負って性急にお金を儲けようとするよりも、一生懸命に勉強する
  • 勤労所得は、給与所得などのことで、最も課税される所得のこと。一方でポートフォリオ所得は、紙の資産のことで、管理の楽な所得のこと。不労所得は、不動産による所得のこと。働くことで得た勤労所得を、効率よくポートフォリオ所得(証券)と不労所得(不動産)に変えていく
  • 否定的な人は、否定的な考え方と危険に対する恐怖から、チャンスを逃してしまっている
  • 証券は利益をもたらせば資産になるが、損失をもたらせば負債になる。それを判断するのが投資家
  • 投資家の話からは、良い投資と悪い投資を見極める
  • オイシイ話はパーティの最後に聞けるもの。また、泣き言や愚痴の近くには割の良い買い物がある
  • 真の投資家は先を予測するのではなく、相場が上がっても下がっても対処ができる人
  • 感情的な予測をせず、知識を得て経験を積んで、時が来たときに向けて準備をしておく
  • 相場は上がるときはゆっくりだが、下がるときは一気に動く。相場が下がった後がチャンス
  • 不動産でもビジネスでも有価証券でも、それ自体が重要なのではなく、それをほしいと思う人がどのぐらいまわりにいるかが大事
  • 投資自体は安全でも危険でもない。それを左右するのは投資家のファイナンシャルリテラシー
  • 安心や快適さが確保されたうえで余裕のある資金を扱うことで、リスクとリターンを考えることができるようになる
  • リスクが同じ場合はリターンがより大きいものを求め、リターンが同じ場合にはリスクがより小さいものを求める
  • 2分間で説明できないような難しい投資はしない。投資は単純な理論にもとづくもの
  • ビジネスをおこすことは最大の投資。お金を資産に変えることができる
  • 投資家は、時間やスキル、お金を将来資産になるだろうものに投資する。お金よりも将来資産になるだろうものの方が大事
  • お金の価値は時間とともに下がっていくもの。そのためそれ自体が価値のあるものか、お金を生みだしていくものを探さなければならない
  • マーケットとセールスを学ばなければならない
  • 投資家は、ビジネスオーナーと同等、あるいはそれ以上の知識が必要
  • 自分の財務諸表を把握する。個人、会社、不動産など、お金に関わるすべてのものには財務諸表がある
  • 株価とPBR(株価収益率)は外部に公表し比べるための指標
  • 損益計算書と貸借対照表によるファイナンシャルリテラシーで、自営業者からビジネスオーナーになれる
  • 中古車を買うときにエンジンアナライザーで価値を計測するように、家を買うときには家屋調査士に基礎の状態や水回り、電気系統、屋根などを調査してもらうべき
  • 会計、税法、ビジネス法、会社法を学ぶ
  • 不動産は政府のものだといえる。固定資産税を支払わないとタックスリーエンで差し押さえられてしまうため
  • 資産は負債にもなり得るため、しっかり見ておかなければならない。政府がルールを変えることもあるので注意
  • ポケットにお金をもたらすものは資産、ポケットからお金を持っていくものは負債
  • 自分の不動産を他人が高いといったからといって、すぐに売れるとは限らない。意図せず安く売らなくてはならなくなる可能性もある。売買が成立する瞬間まで分からない
  • 誰かの支出は誰かの収入になり、誰かの負債は誰かの資産になる
  • 失敗は新しいことを学ぶためのチャンス
  • 世の中にはゲームのチケットを売る人と買う人がいる。売る側の人間になるべき
  • 勉強するべきことはそれぞれの違いについて。良い負債と悪い負債、良い損失と悪い損失、良い支出と悪い支出、税金を納めることと減税を受けること、雇われて働く会社と自分の所有している会社、会社のおこし方と立てなおし方や株式公開の仕方(自分で株を売るとビジネスになる)、株式と債券と投資信託、ビジネス、不動産、保険商品などのメリットとデメリット及び法律上の特質、投資商品の利用のタイミングなど
  • 多くの人に貢献するほどお金持ちになれる。目の前の1人を救う医者よりも、世界中の多数を救う新薬開発を開発するほうがリターンは大きくなる
  • 買わずに資産を手に入れる方法を考える
  • 最大の資産は創造的な頭脳である。画家や音楽家、作家や情報分野の起業家など
  • 一見不要に見えるものをお金に変えるアイデアを生み出す思考が資産になる。自分のアイデアを働かせて、お金を増やすことができる

金持ち父さんの投資ガイド 入門編

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ABOUT US
弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。