【2020/9/25】貴金属の金、銀、プラチナは下落トレンドを示しているため、プラチナを半分売るのがよい

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【これはマズイ?】金、銀、プラチナの大暴落、 投資で重要な教訓

貴金属の金、銀、プラチナは下落トレンドを示しているため、プラチナを半分売るのがよい

貴金属は長期的には積み立てるべきだが、短期的には金を売りプラチナを買うことをおすすめしていた

  • 貴金属のなかで、金は数日間で5%、プラチナは11%、銀はここ1週間で20%の下落をしている
  • 前提として、生活費を除いた資産を短期投資に10%~30%、長期積立に70%~90%を割り振るのが大事
  • そのうえで、長期投資では月次の積立で、株式と社債、不動産を40%~60%、国際を10%~30%、コモディティ商品を20%~40%買うことをおすすめしている
(出典) Twitter
  • コモディティには貴金属の金、銀、プラチナや、仮想通貨のビットコインなどが含まれる
  • 6月には長期的に上値抵抗線となっていたラインを超えたことから短期的にも金、銀、プラチナを買うことをおすすめしていた
  • 一方で、8月に入り、ボリンジャー・バンドの上限にたどり着いたため、利益確定のために半分を売ることをおすすめした
  • その後、プラチナは上昇が遅れていたため、金を売りプラチナを買うことで、貴金属のポートフォリオのなかで所有する比率をリバランスすることをおすすめしていた

金、銀、プラチナの先物をテクニカル分析すると、いずれも下落のトレンドを示している

  • 貴金属を分析するときには、まずはもっとも取引されている金の先物をみるのがよい
  • 金の先物を日足でみると、MACD、RSI、ストキャスティクスのいずれも下落を示している。また、ボリンジャー・バンドはワニの口のかたちをしているため、これから激しく値動きがある可能性がある
  • 銀の先物を日足でみると、MACD、RSI、ストキャスティクスが下落を示していて、ボリンジャー・バンドも金よりも大きなワニの口のかたちをしているため、これから激しく値動きがある可能性がある
  • また、銀の先物はボリンジャー・バンドを4日間も連続で下回ったため、確率的に非常に珍しい状況。上昇は3日間連続のことはあったが、4日間連続のことは最近ではなかった
  • プラチナの先物は、MACD、RSI、ストキャスティクスが下落を示していて、下落するなかで取引量が増えているため、下落の傾向を示している。ボリンジャー・バンドを下回ったのは3日間にとどまっている
  • ポジションを分析すると、金は過去5年間でみると過大評価されているが銀とプラチナは比較的平均に近い空売り具合いとなっている
  • NASDAQとの相関係数をみると、金は0.5、銀は0.7、プラチナは0.3となっているため、NASDAQの暴落に対するリスクはいずれもそこまで大きくはない

買っていたプラチナは半分を売るのがよい

  • 投資では完璧はないため、少しずつ売ることや少しだけ売ることが必要。時間をかけて頑張ったからといって必ず成功する保証はない
  • 短期的には、銀は下落が続いていることから買いたい気持ちにはなるものの、テクニカル分析では下落を示しているので、手を出さないほうがいい
  • また、買っていたプラチナはMACDの読みを外したことから、手持ちのうち半分を売るのがよい
  • 長期的には、貴金属は積み立てて買うことは続けるべき

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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