経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート
2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。
そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。
とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。
「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!
高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。
トランプが米データを操った?大統領選挙が危ない?
アメリカの失業率のデータが誤っていると発表された。市場予測よりは悪くないため株式市場には影響はなさそう
昨日発表されたアメリカの失業率のデータが間違っていたと発表された
- 失業率はどの国でも経済を左右し、大統領選挙でも争点になるもっとも大事なデータのひとつ
- 昨日発表された失業率の数字とともに、過去2ヵ月間分の数字が誤っていたと発表された
アンケートの選択肢の集計の仕方の違いで、実際には16%になるといわれている
- 失業率は45ページにわたるアンケートをランダムに6万世帯に配布して、労働省が集計して計算している
- 昨日発表された失業率の計算では、失業が一時的かどうかを聞く項目で、回答に「その他」を選んだ人を失業率として計算していないことがわかった
- 新型コロナウイルス感染症の影響による一時的な失業は失業者として扱っていないのかもしれない
- 実際の失業率は16%なのではないかといわれている
事前の予測は20%だったため、実際の失業率が16%であっても株式市場への影響はなさそう
- 昨日は分母を大きくして失業率を小さくみせたと思っていたが、分子を小さくして失業率を小さくみせたのかもしれない
- これまで毎月発表されていたU6という別の集計方法で計算された失業率も発表されていないため、まだ正しい数字なのかは怪しいまま
- しかし、正しいデータが公開されても、すでに予測されていた約20%は上回らないため、株式市場には大きな影響はないと思われる
- 政治家とは関係のないところが発表しているため、ドナルド・トランプ大統領が直接的に不正に関与した可能性は低いと思われる
- 早めに訂正して発表すれば、ドナルド・トランプ大統領は選挙でそこまで不利にはならないかもしれない
- しかし、アメリカでは失業率は経済や政治に大きく影響を与えるデータのため、疑問がわきはじめることが政治的な不安へとつながる可能性がある
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