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【2020/8/15】ウォーレン・バフェット氏が銀行株の一部を売却したが、焦らず市場の様子をみるのがよい

目次

バフェットが銀行株を売り、ゴールド株を買う!大丈夫か?

ウォーレン・バフェット氏が銀行株の一部を売却したが、焦らず市場の様子をみるのがよい

ウォーレン・バフェット氏が所有するバークシャー・ハサウェイ社が銀行株の一部を売却した

(参考) Investor’s Business Daily
  • バークシャー・ハサウェイ社が2020年の第2四半期時点でのポジションを発表した
  • 新たに鉱山会社のバラックゴールド社の株式を購入したことを発表した
  • JPモルガン・チェース社、ウェルズ・ファーゴ社、ゴールドマン・サックス・グループ、PNCファイナンシャル・サービシズ・グループ、マスター・カード社、ビザ社の株の一部または全部を売却していた
  • 一方で、バンク・オブ・アメリカ社の株を買っていた
  • すべての株式を売っているわけではないことと、基本的には5~7社にしぼって長期投資をしていることから、彼のポートフォリオからすると小さなポジションのリバランスといえる
  • 2020年5月に航空株を売却したときと同様で、焦らず市場の様子をみるのがよい

銀行株のETFであるXLFへの影響は、むしろポジティブだといえる

  • これまで、金融株のETFがコロナショックから回復していないなかで、MACDが上昇に転じていたこと、価格が上昇しているなかで出来高がともなっていることから、XLFを買うことをおすすめしていた
  • XLFの構成株を見ると、バークシャー・ハサウェイ社がもっとも入っているため、ウォーレン・バフェット氏の投資を含んでいる
(参考) Yahoo Finance
  • また、バンク・オブ・アメリカ社の株式を買っていること、集中投資しているアメリカン・エクスプレス社を含んでいることから、XLFにとってはむしろポジティブなニュースといえる

金鉱株を購入したことは短期的ではなく、中長期的な投資のためといえる

  • ウォーレン・バフェット氏は、金は価値を生まないため直接購入しないと明言してきた
  • そのため、金ではなく金鉱株を購入したと考えられる
  • 金に関連する株を購入したということは、中長期的に金の価値が上がると判断したのではないか
  • バリック・ゴールド社は金や銀と同様の動きをしているが、貴金属への短期的な投資では現在ポジションをもっていないのと同様に、短期的な投資対象としてはみないのがよい

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弦本 卓也
1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。