【2020/5/10】アメリカの失業率は想定通りのため、そこまで悲観的になる必要はない

目次

経済投資YouTuber高橋ダンさんから学ぶ投資の勉強ノート

2020年1月以来、コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに、株式市場の暴落やその後の乱高下で市場が騒がれています。

そのような状況のなかで、高橋ダンさんのYoutubeチャンネルでは、市場予測の的中の精度が高いだけでなく、鋭い観点や幅広い知識をもとに本質的な経済予測や投資手法が学べると思い、今回勉強ノートを作成することにしました。

とくに、高橋ダンさんがウォール街で実際に経験したリーマン・ショックからの学びや、暴落に対する向き合い方は、必見です。

「投資の勉強ノート」をきっかけに、高橋ダンさんのファンが増え、また投資や金融に興味を持つ人が増えればと思います!

高橋ダンさんの詳しいプロフィールはこちらです。

【ヤバい】アメリカの失業者が過去最悪? Dan Takahashi 高橋ダン

アメリカの失業率は想定通りのため、そこまで悲観的になる必要はない

日本のメディアでは、アメリカの悲観的なニュースをそのまま日本語訳している。悲観的になりすぎる必要はない

  • 日本のメディアでは、アメリカの失業率について悲観的なニュースを多く発信している
  • 理由としては、アメリカの悲観的なニュースをそのまま日本語訳しているためだと考えられる
  • アメリカの失業者数については、週次のデータや民間のデータからすでに予測されていたため、そこまで悲観的なニュースではない
(参考) TRADING ECONOMICS
  • たしかに、失業者数は2,000万人を超えている
(参考) TRADING ECONOMICS
  • たしかに、失業率は14%を超えている

アメリカでは毎週の新規失業者数が発表されていたため、予想通りだった

  • アメリカの政府から、新規失業者数は毎週出ていたため合計値は予想されていた
  • 毎週下がってきているため、これ以上たくさん増える傾向ではなさそう
(参考) TRADING ECONOMICS
  • 民間団体のADPもすでに予想しており、ほぼ変わらない結果となっている
  • 市場は期待通りの場合には、悪いニュースであっても暴落にはつながらず、むしろ事実が確定したことから上昇することがある
(参考) TRADING ECONOMICS

アメリカ以外の国でも失業率は上がるかもしれないが、まだ発表されていない

  • アメリカ以外のヨーロッパや日本、中国などでも失業率は上がる可能性がある
(参考) TRADING ECONOMICS
  • しかし、日本やヨーロッパではアメリカほど早くデータが出ていないため、現在はまだわからない
  • 世界各国の失業率の定義により、失業者の数には就職を希望している人も含める国があり、数字が変わってくる
  • 中国の統計は数字の変化が滑らかで不自然なため、本当に正しいかはわからない

失業率のデータは注意してみる必要がある。また、平均時給もあわせて確認するべき

(参考) TRADING ECONOMICS
  • 失業率は上がり、15%ほどになったが、残りの85%の働いている人たちの1時間あたりの賃金は歴史的にも高い変化をした
  • 理由としては、ITと医療ではもともと給料が高かったが、新型コロナウイルス感染症の影響で、仕事が増えたためと考えられる
  • そのため、失業率だけをみて悲観的になりすぎる必要はない
  • 失業率の数字を見るときには、同時に発表されている平均賃金の数字もあわせて確認するべき

高橋ダンさんの最新のYouTube動画

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高橋ダンさんのYouTube動画と投資の勉強ノートまとめ

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弦本 卓也

1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。新卒で入社して、スーモのメディアづくりを7年、その後にエンジニア組織の組織づくりを4年行う。 また、リクルート社内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ部長を務める。不動産投資に関する情報交換や物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、「いい企画を作るためには、まずは自分で経験したい」という想いから個人で新築一戸建てを購入。その翌年には売却分野を担当したことをきっかけに売却も経験。マンションの売買なども行い、11年間で11回の引っ越しを経験。 「新しい住まいや暮らしを自ら探究したい」という気持ちで購入した東京都千代田区の神保町の中古ビル「弦本ビル」は、コワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集めている。3年間で延べ1万人以上の来場者を記録し、家賃年収1,400万円を達成しながら満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて株式会社を3社創業。うち1社は売却し現在は2社を経営している。他にもエンジェル投資家として若手実業家の支援を手がける一面も。 日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めておりセミナー講師なども行う。宅地建物取引士を保有。

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